見えていなかった自分に出会う

インターバル速歩

やったことありますか？

私はついこの前まで
やったことはありませんでした。

初めて聞いたのは･･･
１年くらい前か･･･半年くらい前か･･･

とにかく、
聞いてすぐ取り組んだのではなく

しばらく経ってから
「試しにやってみようかな？」

とようやく思った、という感じです。

運動嫌いなので
健康にいいと聞いても腰が重いのです。

それで。

初めて知ってから
別の場所でも聞くようになって

何度か「いいらしい」と聞いてから
ようやく初トライ。

”ちゃんと” やるには
姿勢がどうのとか、視線がどうのとか
いろいろあるらしいけど

まずは「早歩き」と「ゆっくり歩き」を
適当に繰り返せばいいや、

とゆるく？やってみました。

で、どうなったか。

侮れじ、インターバル速歩。

翌日、
思いっきり筋肉痛になりました(笑)。

早歩きの時間は
１回につき２分とか３分ですよ。

いや、正直にいうと私にできたのは
１分を何回かこまめに、だったと思う･･･。

それを何回か繰り返す。
それだけ。

だから、本当にこれだけで
筋力UP（維持？）するのかな？

と思っていました。

しかし、
想像と体験はまったく違いました。

早歩きしている最中から
「思ったよりけっこうキツイな」
とは感じましたが

まさか、筋肉痛になるとは
思っていませんでした。

まぁ、これは
私の運動不足が過ぎただけ
ってハナシですが、

なかなかに衝撃でした。

変なハナシ、
たまーに超える10,000歩の日よりも
疲れました。

これは確かに
続けたら良さそうだな、と

実感しましたね。

それで。

やってみて思ったのは
やっぱり体験しなくちゃダメなんだな、

ってこと。

（やらずに）知ってるだけではダメだ、
という意味もあるけど

それよりは

言葉で知るのと
体験で知るのはぜんぜん違うのだ

っていう意味のほうです。

言葉で知るのは
情報として知っているだけで

体感を伴わない。

体感を伴わないものは
本当には知っているとは言えない。

そんなことを
改めて思ったわけです。

これはいいですよ、
あれはいいですよ、

って世の中にたくさんある。

情報だけなら

いくらでも触れることができる。

でも、それでは

本当に知っていることには･･･

たぶんならない。

それからもう一つ。

納得して何かを取り入れるには
準備が必要ってことも
忘れちゃいけないよね。

やらないのは言い訳してるだけ
って考え方もあるけど、

私は何にでも「心の準備が必要」
って思うようにしています。

例えば、
インターバル速歩を試すまで

私の場合は半年～１年ほど
かかったことになりますが、

それでもいいかな、って思うんです。

正しさや効率よりも

自分への優しさを優先する。

それでもいいかな、って。

もちろん、知ってすぐ取り組めば
それだけ早く効果を得られるんですけど、

それで嫌になったり
無理して苦しくなったりするより

ずっと自分に優しい取り入れ方
だと思うんです。

そうやって心身共に
自分に準備する時間を与えるって
自分に親切だよなーって思います。

自分に親切にできたら
他の人にも親切にできるんじゃないかな。

そうだよね、
やろうって思うまでに時間って
けっこう必要よね、

とかさ。

そんなふうに自然に思えるじゃない？

途中で中断しても

あぁ、そうだよね、
あれはしんどいよ、

とかさ、

体感があれば相手の状況に
寄り添えるもの。

理屈ではなんとでも言えることを

「そうじゃないんだよ」
「それだけじゃないよね」

って理解できるのは

やっぱり体感があるからなんだろうな
って思います。

想像とか
知識とか
理屈とか。

頭の中に文字情報が入っているだけでは
本当に理解していることにならない。

体感を伴う体験をしているか。

まったく同じことを

体感していなくてもいいんだよね。

何が起こっているのかな？って

一歩踏みとどまって
体感が湧きあがればいいんだと思う。

見逃しがちだけど

体感がコミュニケーションの
カギを握ることって

けっこうあるよなぁ、
なんて思います。

それは、

自分以外の誰かとの
コミュニケーションであろうと

自分自身との
コミュニケーションであろうと

同じではないかな、とも考えています。