「頑張ります！」
って言いますか？
どんなときに言っているだろう？
その時、言葉と気持ちは
どのくらい一致しているだろう？
いかがでしょうか。
ついつい勢いで
「頑張ります！」
って言っちゃうこと、ありますね。
私はあります(笑)。
出来ないのに
「頑張ります！」っていうのは
さすがに言わなくなったけど
それでもまだ言いながら
「ん？」と自分で立ち止まってしまう
場面はあるよねぇ。
本当に頑張ると思って言ってるか？
と。
例えば、頼まれごとをされたとき。
中身を聞いて、
引き受けると決まったとき、
話の締めくくりとして
「頑張りますね」と終える。
ありますよね。
本当に頑張る気持ちを込めて
言うこともあるけれど、
なんとなくリズムで？言うこともある。
まぁ、頼んだほうは
「頑張ります！」
と気持ちよく言ってくれたら
頼み甲斐があるし
気分がいいよね、きっと。
そして、頼まれた側は
それが分かるからつい
「頑張ります！」
と元気に言ってしまう。
言葉と気持ちがズレがちなフレーズって
世の中にはたくさんあるけど
この「頑張ります！」も
その一つかなぁ、と思います。
気をつけないとなぁ。
できれば、
言葉と気持ちは一致しているほうが
ストレス無く過ごせる。
もちろん、
本音だけで生きていけるほど
私たちは単純な世界を生きていないから
ほどほどの表現方法は
身に着けていていいけれど
それが行き過ぎれば
しんどくなってしまうよね。
役割や付き合いが増える
大人になればなるほど
本音をうまく伝える技術は
求められるのかもしれない。
自分のキャラクターを活かした
「その人らしい言葉」で
自分の思うところを
正直に言えたらいいよね。
「頑張ります！」
だけでなく
「頑張れないときは連絡します」
とかね(笑)。
そうやって正直に伝えるには
自分の気持ちに気づいていること
が大前提になる。
ここがハードルになる人が
案外いるんじゃないかなぁ、
と思います。
後で「あの時･･･」と振り返れば
分かるのだけれど
その場でさっと
自分の気持ちに気づくっていうのは
意外と訓練がいるよね。
逆に自分が受け止める立場のときに
予定調和的に
「頑張ります！」が返ってくると
思いこまないことも大事よね。
相手の変化球に
「おぅ」と受け止められる
自分でいられたらいいなぁ、
とも思います。
ふふふ
▼カウンセリングの詳しい話▼
カミヤカオリ