楽しみにしていた研修を受けました。
朝一番からさっきまで終日
PTSDのお勉強でした。
専門研修ということで
何が学べるのか
けっこう期待していた研修です。
なにしろ
事前に配布されていた資料が大量で
「たいへんだろうな」とは
想像していましたが･･･
（2in1のPDF資料を裏表印刷して厚み1cmくらい
ざっと100枚くらいあるよね、これ）
講義後に
まさかのテストがありました。
ひぇ～
びっくり。
テストがあるなんて聞いてないよ～。
もちろん真面目に受けてたけど
慌てるよね(笑)。
別に点数がつくわけでなし
（正誤はついたけど）、
仮についたとしても
何も問題がないのに
テストと聞くと身構えてしまう。
長年の学校教育の
訓練のたまもの？でしょうか。
みかんの美味しい季節になりました
そもそもテストは
自分の理解していないところ、例えば
勘違いしていたり
抜け漏れしていたりする点を
洗い出して
今後に活かすために行われるのに
どうにもこうにも
イメージが悪すぎますね。
チェックして、今後につなげる、の
チェックして、の部分だけで
あーだこーだ言いすぎるんだよね。
本当はチェックした後
どうなったのか？が大事なのに。
チェックは評価軸が明確で
その場で白黒はっきりするけれど
どうなった？のほうは
その場では評価しきれない。
プロセスを伴う。
プロセスが伴うということは
はっきりするまでに
時間がかかるということです。
学校にしろ
職場にしろ
マスで評価する場は
こういうのプロセス評価が苦手だよね。
プロセス評価･･･
それは質的な評価といっても
いいのかもしれない。
マスで使われがちなのは量的な評価。
順位をつけたり
それに基づいてリソースを振り分けたり
線引きをしなければならない場面が
どうしても多くなるからだろう。
仕方ない面がある。
だからこそ
そうじゃない評価観もあるんだ、と
積極的に意識していきたいよね。
ただでさえ
比べてしまう生き物の私たち。
放っておけば青天井で比べ続け
その価値観に飲み込まれてしまう。
それは自分の価値を
過小評価するのと同じだよね。
どんどん生きる幅を狭め
苦しめてくるだろう。
プロセスはまだ続いていると思えば
そう簡単には評価を確定できないと
ちゃんと分かるのに。
物語の結果が出るまで待てないのだ。
いまここのスタート地点を知ることは
もちろん大事だけれど
それ以上に苛烈なチェックによって
「もうダメだ」
と諦めさせさせないことは
もっと大事だと思う。
諦めてしまったら
すべてが終わってしまう。
いや、正確には
『諦めてしまった、と見捨ててしまったら
すべてが終わってしまう』
なのかもしれない。
一見、諦めたように見えるその人も
本当には諦めてなんか
いないのかもしれない。
本当の本当の本当には
諦めていないから
今日を生きて、明日を迎えられる。
そんな部分が多少なりとも
あるんじゃないかと思う。
たかがテスト、されどテスト、で
テストによっては
人生を分けてしまうことがあるのが
テストの現実だから
もちろん
軽々しく言えることではないけれど
それでも
「それも含めてプロセスなんだ」
と思いたい。
それはご本人にとっても
支える周囲にとっても
まだ物語は終わっていないという
希望になるんじゃないかなぁ、
と思います。
･･･なんて書いていると
私のテスト結果がよっぽど
ひどかったんじゃないかと
ご心配をおかけしちゃいそうですが･･･
大丈夫です、
ふつうにできました、、、よ？笑
うふふ
木曜日お疲れ様でした。
あと一日で週末だ～！の人も多いかな
週末に向け
ぼちぼちで参りましょう～(笑)。
カミヤカオリ