紙もの処分の儀式 | ひとしずくの純金

ひとしずくの純金

たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

書類をシュレッダーで処分する。

郵便物は届くたびに
その場で要・不要に分けて
シュレッダーにかけます。

とっておいたものは
たまーにタイミングをみて処分。



日常のシュレッダーは
ただの事務処理?事務作業?だけど

必要があってとっておいたものは
ちょっと儀式っぽい感じがある。

シュレッダーなんて通常は

「大事な仕事」とはみなされないけど

 

私にとっては

なんとなく神聖なんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは大事な書類」と

とっておく書類たち。

 

とっておくけれども
その手の書類ってその実、

見返すことはあまりない。

でも、万が一必要が出てきたときに
ないと困ってしまう。



だから、見返すことより

「存在すること」そのものに意味がある。

何事もなく期間を過ごせたら
役割りはおしまい、

さようならのタイミングだ。



・・・なんだけれども、


期間が過ぎたから、の事実だけで
すっとさよならできる書類ばかりでなく

そうでない書類もあるんだよな、
これが。



思い出が詰まっていたり
気持ちを呼び起こす類の紙ものたち。

そういう紙ものとのさよならは
ちょっと儀式っぽい感じになる。

シュレッダーにかける端から
記憶が蘇ってきたり
いろんな感情が湧き上がったり。

おしまいだね、と
一区切りつけていく儀式が必要だ。



儀式を経て


文字という確実な形から
頭の中だけのあいまいな形に変わっていく。

そして、いつか
あとかたもなく忘れていく。

これは案外
大事なことのように思います。

 

 

10年でも20年でも
大切に保管され、

どれだけ経ても明確であることが
求められる場面もあるけれど

あいまいでぼんやりしていて
いずれ消え去っていく

そういう ”終わり” があることが
救いになる物事も多いと思う。



永遠に残りはしない。

そう知っているだけで
深い安心につながる。

忘れていく優しさ。
消えてゆく安心。
塵になっていく解放。

そういうのもあるよね。

小さく刻まれる紙ものを見ていると
そんなイメージが浮かびます。



勤労感謝の日。

お仕事だった人も
お休みだった人も

いつもお疲れ様です。

明日からも

いい一日になりますように。
 

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

 

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