2021年2月【読書記録】4冊+おまけ5冊 | ひとしずくの純金

ひとしずくの純金

たったひとつのわたしの生き方を見つける旅

 

さてさて。

読書楽しんでいますか?

 

私は楽しんでいますよ~。

 

お陰様で2月も

たくさんの出合いがありました。

 

毎月恒例の読書記録、参ります!

 

 

 

 

『うたうおばけ』
くどう れいん著

詩人の散文は
どうしてこんなに刺さるのか。

詩人?というか俳人なのかな。
私はこの作品が初めてです。

なんかもう、
言葉に無駄がないせいか
いきなりど真ん中に突き刺さる。

予告なしでいきなり射抜かれる。

詩は読まないし(理解が追いつかない)
短編もあまり好まないのだけど
これは好き。

でも、きっとくどうさんは
私のことが嫌い。

答えはこの本の中に(笑←)。
 

 

 

 

『服を10年買わないって決めてみました
 買わずに楽しく絵本作家のシンプルライフ』
どい かや著

うーん。

これはね・・・広めたい本。

断捨離とかってね、
ごっそり捨てるでしょう?

もう着ないからって
リサイクルに回すでしょう?
 
あの時に感じる違和感が
ちゃんと文字になっています。

あぁ、そうか。そうだよね。

誰かに押し付けることは
できないけれど
(どいさんご自身もそう言ってる)

気づいたなら
気になっているなら
一度読んでみるといいと思う。

お洋服を買う楽しみ
大切に長く着る楽しみ

どちらについても
やわらかく書かれています。
 

 

 

 

『耳の聞こえない子がわたります』
マーリー・マトリン著
日当 陽子 訳
矢島 眞澄 絵

おもしろかった。
自叙伝的なフィクションみたいです。

聞こえない女の子と
聞こえる女の子。

性格も見かけも着るものの趣味も
両極端というくらいに違う二人が

仲良くなって
ケンカして
ライバル心をもったり
悲しくなったり
お互いに不満をぶつけたり。

サマーキャンプを通して
ちょっと成長する二人を見ていると

笑ってしまうこともあれば
せつなく感じることも。

自分にはないものをもっている
二人に羨ましさを感じたり

子ども時代にはもう戻れない
現実に寂しさを感じたり

かな。

聞こえない人の立場からも
聞こえる人の立場からも

両方から声が聞こえてきます。
 

 

 

 

『目の見えない私がヘレンケラーにつづる
 怒りと愛をこめた一方的な手紙』
ジョージナ・グリーグ著
中山 ゆかり 訳

これはね・・・よかった。

なんだろう。

差別とか、偏見とかね、
いうでしょう?ダメだって。

しかしだ。

意識すればするほど
「私は差別していないだろうか」
「これは偏見に当たるのだろうか」

という
妙な縛りに囚われてしまう。

そんなことってありませんか。



そして、さらにそのことを

「意識しないようにしていることを
 気づかれているだろうか」

「偏見と受け取られていないだろうか」

とこれまたぐるぐる
妙な循環に陥ってしまう。



親切にしよう
困っていればお手伝いしよう

のつもりが、

同情になってないか
余計なお世話になってないか
できないだろうの思い込みはないか

ってね、
もうこうなると動けない。



その辺りのことが
”お互いに” ぐるぐる考えていたのか、

なんていうふうに思える。

もっと開いて
関わっていければいいよね。

誤解も偏見も余計なお世話も
あるかもしれない。

あるかもしれないけれど
それでも関わり続ける、
距離感を探り続ける。

それはけっこうたいへんなことだな。

たいへんなことだけど
お互いに努力がいることなんだろうな。
 

 

 

 

『鬼滅の刃3 己を鼓舞せよ』
『鬼滅の刃4 強靭な刃』
吾峠 呼世晴 著

諦めずに読み続けています。

ギャグ?の入るタイミングが

なかなか呼吸が合わず

苦戦していますが

 

おもしろく・・・なってきたかな。
隙間時間を逃さず根気よく。

(?)
 

 

 

 

左 『バターの使い方がわかるお菓子の本
   4つの加え方とバタークリーム』
   相原 一吉 著

中央『こねないで作れるバゲットと美味しいパン』
   藤田 千秋 著

右 『こねずにできるふんわりもちもち
   フォカッチャ』
   池田 愛実 著

このところの ”粉もの” 傾向が
しっかり出ています。

ふふふ。

お菓子作り数か月の
超初心者のワタクシ、

乳化

がどれだけ大事か
つい先ごろ初めて理解しました。

そんなころに
いろいろなサイトを眺めていて
ふと出合った言葉

「バターをホイップさせて・・・」

ん?
ホイップ?
バターを・・・?

おぉ!!!

そうか!
そうだったのか!

ここでひらめいたのでした。
ようやく。

バターの温度が大事って
なんだろう?

と腑に落ち切らない感じが
ここで解消。

バターの状態を変えるのか、と。

笑えるでしょう?
当たり前すぎて(笑)。

ただバターが材料として
混ざっていればOKじゃないんだ、

ホイップって!
そうか!
空気入れないとダメなのか!と。

あはははは。

もうね、理解したら一発でした。

常温にするのが
大事なのかと思っていましたが

そうではなく、
ホイップして空気を入れることが大事
(そもそもバターをホイップの概念がなかった)

そのためには
常温の柔らかいバターでないと
ホイップ状態にできない、

ということでした。

常温、とか
空気を、とか

書いてあったと思うんです、
どの本にも。

だけど、
ホイップ
の一言が理解をがらっと変えて
仕上がりイメージをくっきりさせました。

なるほどなー。

次のパウンドケーキは
ベーキングパウダーなしで
ばっちり膨らみました。

奥が深いねお菓子づくり。



そして、なんとパンづくり。

ホームベーカリーがないし、と
諦めていたパンづくり。

こねなくてもできる、
とひょんなことから知り挑戦。

いやぁ、やってみるものです。
めっちゃハマってます、今。

いずれ自慢しましょう(笑)。



というわけで
2月もいい出合いがありました。

専門書がないですが・・・
読み止しが3冊。

いつか読み終わったら
ご紹介しますね。

みなさんも読んでいるかな?

いい出合いがあると
本当に嬉しいよね。

大好きな一冊に出合えますように。

 

 

カミヤカオリ

 

 

 

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