先日の新聞記事からです…



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小林 智 氏(34)
フランス・パリ北方、シャンティの地で厩務員を6年。
今年7月、日本人として初めてフランス競馬の調教師試験に合格、厩舎開業の道が開けた。


千葉での学生時代に競馬に興味を持った。
「勝ち負けや賞金、成果が目に見える世界。自分の努力が結果に跳ね返る仕事がしたい。」

と、北海道にある競走馬を扱う牧場へ…
そこで実務経験を積んで、日本中央競馬会の厩務員試験に2度挑んだが、失敗した。
日本中央競馬会ではこの試験に合格した上で

特定の厩舎に入らなければ厩務員の職に就くことが出来ない。


そんな時、受講した海外研修で厩務員に資格が必要ないフランス競馬を知った。
「努力すれば若くても一線級の仕事が出来る。」

と02年に渡仏、厩務員生活が始まった。


日本とは異なり、勤務時間が終われば仕事途中でも帰宅の徒につくのが仏流。

しかし小林氏はあえて自分を貫いた。

「馬を綺麗にしてやるまで残るのが僕の流儀。」

馬優先主義…小林氏は語った。

「馬は話せないから、こちらがよく観察してやらないと、変調に気付いてやれない。」

そして、何時しかその真面目な仕事振りが評価される事に…

この後、某有力調教師の補佐役として抜擢を受けた小林氏は期待に応える手腕を発揮する事になる。

この経験を経て、小林氏はフランスで更に上を目指す自信がついたと語る。


「馬の骨の名前など、最も苦労したのはフランス語でした。」

調教師試験を向えるにあたっての最大の難関は、やはり語学力。

筆記や面接などの試験準備には苦労が堪えなかったのではないか…

「彼女の理解があって、僕を全面的にサポートしてくれましたから。」

笑顔で語る小林氏。

これには日本語学習が縁で出会い、昨秋に結婚した

フランス人の妻モードさん(27)の力添えが大きかったそうだ。


調教師となった今、厩舎を開業する事が夢から現実のものになりつつある。

穏やかな口調でこれからの夢を語る。

「世界最高峰のレース凱旋門賞に、自分の厩舎から馬を送り出す。そして…」

口調には何時しか力が籠っていた。

「何時か勝ちたいですね。日本人として、日本人の馬主さんから預って育てた馬で勝てたら、最高ですね!」



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遠い異国で勝負する日本人ホースマンがいる事を覚えておきましょう。
遠からず先に凱旋門賞の表彰式でシャンパンを手に歓喜する小林 智 氏の姿を観たいものです。

新しい歴史を作るホースマンを応援したい、そう思います。

その瞬間が来る事を信じて…