ありのままの自分を生きる、読書「自然死のすすめ~死に上手になるために~」矢作直樹著 | pikoのブログ :読書は楽しい, アートに生きよう!

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矢作直樹著 「自然死のすすめ~死に上手になるために~」

 扶桑社 2021年1月15日発行

 

 

冒頭に

 

   ―「死ぬことは」終わりではありません

 

と書かれている。 ほとんどの人は死ぬことは終わりだと考えている

 

だから「死」は怖いのである。 一番考えたくないことであり

 

出来る限り避けたいと思って、病院に駆け込む

 

 

   ―「死ぬことは」もといたところに帰ることです

 

    そして、穏やかに安心して日々を過ごし、その延長線上の中に

 

    「死ぬこと」を受け入れて頂ければ幸いです

 

 

第一章 「命は終わらない」より

 

    ―この世はすべて、魂を成長させるためにある

 

    ―身体は旅で使うレンタカーと同じ。借りものだから大事に使う

 

第二章 「感謝上手は、死に上手」より

 

    ―心配すると、それが現実となる

 

    ―感謝の気持ちを育てる。~~練習と習慣です

 

 

     まず、朝、目が覚めた。今日という日が始まって、ありがたい。息が吸えた。

 

     生きていて、ありがたい。ベッドから起き上がれた。身体が動いて、ありがたい

 

     お腹が空いた。健康な証拠だ、ありがたい。朝食がおいしい。野菜やお米を

 

     作ってくれる生産者がいてくれて、ありがたい。

 

    ―感謝の気持ちが、すべての問題を解決する

 

 

第三章 「みんな死ぬときは、ひとりです」より

 

    ―一人暮らしを十分楽しむ

 

     ~~話し相手は人間ではなく、自分の身体だということです

 

    ―家族をひとりで旅立たせても、後悔しなくていい

 

    ―これからは、家で逝くことを考える

 

第四章 「お迎えが来る日まで、精一杯楽しむ」より

 

    ―今いるメンバー、今ある環境で、できることを無心にする

 

     我慢や努力ではなく、「中今」の気持ちで取り組むのみです

 

     今、この瞬間には後悔も心配もないからです

 

 

第五章 「死に上手になるための準備」より

 

    ―ピンピンコロリと逝くために

 

     「そうなったらうれしい。でも、そうならなくても大丈夫」という気持ちで

 

    ―家族がいてもいなくても、リヴィングウィル(生前の意思)を作っておく

 

第六章 「今の医療で死に上手になるために」より

 

   ―心身をまるごと診る医療の必要性

 

   ―あの世には、天国と地獄という場所があるわけではなく、私たち自身の

 

    あり方そのものが場所を決めるのです

 

    とくに、亡くなる間際にどういう気持ちでいるかは大切です

 

 

高齢になると身体のあちこちに不具合が毎日のように起きてきます

 

友人との会話のほとんどが病気や病院の話になります

 

 

命には限りがあります。日々不安と恐れで過ごすことより

 

楽しいことを考え出し、実行して無心に生きる決意が必要であると思う

 

それには死はお終いではなく、肉体から解放されて

 

天国への入り口だと思えるように

 

意識を変えることができたら、素晴らしい!