古典講読という授業がうちの大学院の1年次に必修科目。
うちの大学院を特徴づける科目の一つ。
経営学に関連する古典を読んで、要旨と小論を書き、添削を受ける。
持ち回りで、要旨をプレゼンで発表し、ディスカッションをコーディネートする。
俺が大学院に入ってよかったーって思える科目の一つ。
今のところもうひとつは経営戦略。
この古典講読という授業は、非常に有益だ。
そこから得られる効用を考えてみようと思う。
■長期的効用
長期なので、まだその恩恵にあずかっていないwww
なので推測だが、本の中身が身をもって実感できたりだとかは時間がたたないとできない。
いわゆる、今でも色褪せない本だから、というロジックでよく説明されるが、
そういう良さはあるんだろう。
まああと、古典の本を読む癖ってのも付くか。
■短期的効用
即効性として得られる効用としては
・論理的思考力:だって考えないとわからないw
・表現力:だってきちんと書けないと伝わらないw
・(場合によっては)内容としての理論・概念
特に、前者2つに関しては、本当にこの授業を通して成長したと思う。
もちろん全然完璧ではないけれど。
他の授業のレポート等で活きるのはもちろんのこと、特に実感したのは
就職活動。
背景を共有していない人に、自分を理解してもらわなければならないというのが
就活の一側面としてあるはずだけど、そこではコミュニケーションスキル
圧倒的に求められる。少なくとも俺が受けてきた会社は。
そのコミュニケーションスキルってのは、別にプレゼンがうまいとか
そういうのじゃない。
究極的には、相手の話をきちんと聞いて、それに対してきちんと答える。
相手がどういう前提を置いてその言葉を発しているのか、それに対して自分はどう答えるべきなのか
ってことをしっかり考えて、適切な言葉で伝える力。
これはもちろん面接だけなじゃくて、将来未来永劫求められるスキルだとは思うけど。
会話ができれば面接はうまくいくっていっても過言ではないと思う。
サンプルは少ないけど、会話が上手な人はほぼ全員いいとこ受かってるし。
いわゆる面接の準備をどれだけやったとしても、こういうのは身に付かないと思う。
話はそれるけど、面接の準備度合なんかよりも、面接官はこっちのスキルを
見たいと思ってるだろうし、そういうのを持った人材に来てもらいたいと思っているはず。
だから、暗記するのとか全くナンセンスだし、面接中にカンペを見直すなんてありえないと思うw
就活っていう結構大変な時期を経験して、そんな風なことを思った。
こういう能力が、読んで書くってプロセスでは求められるし、
この授業ではさらに、先生・TAによる添削サービスwまで付いている。
上司がやってくれる会社もあるんだろうけど、
少なくともあんな難解な文章についての要旨を添削してくれる環境は
将来的に無いだろう。これは経営戦略も一緒。
あんなに丁寧に添削してくれる環境って、本当に貴重だと思う。
そもそもこういうプロセスが重要だって思って作られている環境も貴重だ。
もちろんいろんな意見はあるだろうが、表面的な財務知識や経済学なんか
を身につけるよりも全然重要だと思う。
知識レベルで言ったら、うちの大学院はうちの学部に圧倒的に負けてるもん。
知識は活かすためにある。活かすためにはさっき言った能力が必要なはず。
こういうスキルって、終わりがないから、自分との戦いになるんだけど、
だから自分をどれだけ追い込めるかってところが重要になると思う。
表面的に要旨を書こうと思えば、別に3時間くらいあれば終わるけど、
きちんと内容を理解して、その中身を構造化してきちんと伝えるためには
もっと全然時間がかかる。かけられる限りかけたほうがいいと思う。
(こっからは後輩の人が読んでくれていることを想定してwww)
なので、1年の夏は余分な科目をとらないで、
古典と経営戦略に集中されることをお勧めする。
ってことを酔った勢いで書いてみたw