中学受験の大きな弊害
~自分で学べない~



今日も私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。

感謝申し上げます。

先日、春から高校生になる中3の女の子のことを書かせていただきました。


中学受験と不登校(960)中学受験の塾で受け身にさせてはいけない

 

 


今日の内容は、ぜひ、この(960)を読んでいただいてから、お読みいただきたいと思います。


この春から高校生になるこの女の子が授業に来ていたので、声をかけてみました。

その時に、この子が困った表情をしているのです。

どうしたのかと聞くと、個別指導の講師の先生から、高校数学の教材を渡されたのですが、どうしたらいいかわからないというのです。

見せてもらうと、全くの自学自習用の教材で、説明が一から十まで丁寧に書いていあるものでした。

良い本があるのだなと思い見ていると、それをどうしたらいいか困っているのです。

どうしたらいいも何もありません。

読んで、問題があれば解いてみて、理解しながら進めていけばいいだけのことです。

どうしたらいいかと考えるものではないことは、見たらわかると私は思ったのです。

もちろん、この教材の内容を、しっかりと習得できるところまでやらないといけないことは、当然のこととしてありますが、初めての時に、そこまで求められてはいないこともわかると私は思いました。


ところが、この女の子は、進めるには進めているのですが、時間がかかり、どうも落ち着かないようなのです。


そこで、何がそんなに問題なのかを聞いてみたのです。

まだ授業が始まるまでには時間がありましたから、雑談のようにしてリラックスして話を聞くようにしてみたのです。


そうすると、この女の子は、こんなことを言うのです。

簡単にまとめると、次の3つのことを言っていました。


①読まないといけないし、読むのに時間がかかる
②効率が悪い気がする
③理解できているかわからなくて不安


なるほどと思い、この子に、「要するに、どうしていいかわからないってこと?」と聞きました。

そうしたら、そうだと言うのです。

「もっと言えば、自分でやりたくないってこと?教えて欲しいってこと?」

と言うと「そう!それ!」と言っていました。


そこで、ここで頭ごなしそんなことではダメだとか、大学受験には合格できないとか言いたくなるのですが、そう言っても反発したり、わかってもらえないとこの子は思うだろうなと思い、「そうなんやね。どうしてそう思うの?」と少し丁寧に聞いてみたのです。


そうすると、このようなことを言っていました。

①読むのに時間がかかってしまうから続かない
②読んだ内容を正しく理解できているかわからない
③わからないときに、どうしたらいいか困る
④やるのが面倒に感じる
⑤いつまでにどこまでやればいいかわからない
⑥その結果、ものすごく無駄なことをしている気持になる
⑦これなら、説明してもらえる方が早いと思う


こういうことを言っていました。

これが、まさに中学受験の弊害そのものだと私は思いました。

先日、(960)の時にもお話ししましたが、自分でできない、自ら学べない子どもになってしまっているのです。


この女の子は、講師に聞くと、中学時代はほとんど勉強らしい勉強をしなかったようで、成績もかなり厳しかったけれど、何とか国立大学の附属高校には進学できたとのことでした。

ですから、彼女の中では、勉強というのは、中学受験の時の大手進学塾での経験に基づくものしかないために、本当に学ぶとはどうするものなのかと言うことが、まったくありません。

まして、できるだけ効率よく、最小限のエネルギーで、結果を出せるように「して欲しい」というのが明らかでした。

この子自身も、「教えてもらった方が早くないですか?」と聞いてくるので、「それでできるようになると思う?」と私に問われて、大きな声で「はい!」と言うのです。


これが、与えられなければできない典型的な子どもです。

お分かりの通り、大学受験は、それではうまくいきません。

授業を聞くことが必要なこともあります。

学校の授業なら自然と受けることになります。

その授業を受けたら、すぐに自分で問題を解き、わからないところを考え、理解してできないところをできるようにするのは、自分でしなければなりません。

まして、授業を聞くことよりも、そのことは教材、教科書に書いてあるのですから、読めばいいことです。

そして、それをどう使うのか、それを元にどのように考えるのかは、自分で考えなければ、教えてもらっても身につきません。

たくさんの授業を受けても、全部を身に着けようと思うと、やなり、自分でやっていくしかないのです。


こうして、自分ではできない、もっと効率よくできるはずだと考えると、授業をたくさん受けた方が良いという考えになるのだとあらためて思いました。



最後までお読みいただきありがとうございました。

どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。


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こういう人になって欲しい


今日も私のブログにお越しいただき、ありがとうございます。

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中学受験の塾で、「塾の言うようにやっていれば良い」と思うようになってはいけないことをお伝えしました。

中学受験の塾での成功体験は、時に大学受験の際には全く役に立たないどころか、邪魔になることを、相談に来た女の子から
学ばせていただいたことをお伝えしました。


さて、今日は少しお気楽な話です。


昨日、私の所属する塾のインターネット回線と電話回線の工事をお願いして、NTTの工事担当の方にお越しいただきました。

オフィス電話なので、交換した新しい機械の設定をしなければなりません。

これまで使っていた古い機械の中の設定を確認しようとしたら、ログイン情報が変更されていて入れないので、今までどのように使っていたかがわかりませんでした。


もちろん、私達にもその中の情報がわかるはずもありません。

どのような工事にも、必ず指示書というものがあります。

どのように工事をし、設定をどのようにするかというものです。

お越しくださった方も、「その指示書にはこう書いていあるんやけど、前の設定が見れたら、この指示書の通りで大丈夫なのかどうかわかるんだけど、わからないから、この指示書通りにさせていただきます。それで、もし、うまく使えなかったら、オフィス用のこの電話機の設置業者の方にお越しいただいて、設定してもらってください。」とおっしゃって作業をしてくださったのです。

この工事のご担当としたら、これが仕事なので、指示された通りに作業を行えばよいのです。

それ以上のことは、このご担当の方のお仕事ではありません。

ですから、今の若い方であれば、そのように工事をしたのだから、それで自分の仕事はそれで全うできたと思われるかもしれません。


ところが、この方は、作業が終わった時点で、「これでやらないといけないことをやったのですが、元通りには使えないような気がすると、細かくチェックを始めてくださったのです。

案の定、その方がおっしゃる通り、元通りにはならなかったのです。

そこから、この方は試行錯誤を始めます。

それで、いろいろと確認をしてくださり、それでも、どうしてもわからない、元通りにならなかったのです。

この時には、インターネットセキュリティのご担当の別の企業の方も到着してくださり、設定を確認をしてくださったりしていました。

この工事ご担当の方の分担の仕事が終わってから、すでに30分以上が経過していました。

まだそれでも、この工事ご担当の方はあきらめず、いろいろと試してくださったのです。

そこで、私にも以前の使い方を確認してくださり、私が工事前の状態と工事ご担当の方がおっしゃっていることから考えられることをお伝えしました。

そのことで、何か思いつくことがあったのか、「そうか。それなら、これでどうや!」とおっしゃって設定を変更してくださったのです。

そうしたら、見事、元通りに使えるようになったのです。


初期の設定で本来のご自身のお仕事が終わってから、1時間以上経過していましたが、何とか元通りに使えるようにと、奮闘してくださったのです。

塾長先生と一緒に丁寧にお礼を申し上げると、「お仕事に差しさわりがあるといけないし、塾だからお子さんやご家庭から連絡しようと思ってできなかったら、みんな困りますから。」ととても清々しい笑顔でおっしゃってくださいました。

それから、「古い機械の中の前の設定が見れなかったので、電話の設置業者の方が来ても、他の機械の中の設定を一つひとつかくにんしてくと、かなりの時間がかかってしまうので、それなら、ここで何とか出来た方が早いと思ったので。できてよかった!」とおっしゃってくださいました。


ご自身の分担ではないことは明らかです。

お客様のため、そして、自分の工事の関係で関わる他の企業の工事ご担当の方のことまで考えて、最善を尽くしてくださる姿勢から、多くのことを学ばせていただきました。

いくら勉強ができようが、テストの点数が取れようが、こういうことができるかどうかは別のことだと思います。


こうして、自分のできることは精一杯やっていく。

もちろん、この工事の方も次の工事があるのですが、その時間をしっかりと見ながら、できるところまで努力をするという姿勢はすばらしいと思いました。

しかも自分がやっていい範疇を越えることはできませんから、自分の仕事の範疇を越えないところで、ギリギリまで考えられることを懸命に考え、試行錯誤して、少しでもお客様が困らないようにとお考えくださったのは、本当にありがたいことでした。

子ども達にも、この方のことは伝え、このあきらめない姿勢は身に着けて欲しいと、早速、授業でも話をしました。


それと、どうなっているかわからないことに対して、自分が考えられるあらゆることを試してみる、チャレンジしてみる。

とことん試行錯誤してみる、この姿勢のことも、子ども達に伝え、「わからない」と簡単に投げ出してはいけないし、自分が考えられることをやり切ってから、それでもどうにもならないときに、「わからない」と言うことが結局、一番、身に着くのだということも、子ども達に伝えました。


この工事の担当の方も、「こういう設定の仕方をしていると思いつかなかったし、長い間、この仕事をしていますが、こういう方法があるのだと初めてわかりましたから、勉強になりましたわ。」とおっしゃっていました。

経験があっても、その経験が邪魔をしてしまうこともあります。

そうならないようにと、私も気をつけて仕事をしようと思いました。



最後までお読みいただきありがとうございました。

どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。



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中学受験の塾で受け身にさせてはいけない


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前回は「頭の良い」とはどのようなことかを考えてみました。


今日は、春から高校生になる中3の女の子が、昨日言っていたことについて、考えてみたいと思います。


昨日、新高1になる女の子から、相談を受けました。

相談内容は、予備校の受講科目はこれでいいか、ということでした。

その子どもは、国立大学の附属高校に進学が決まったので、高校からの予備校選びで相談に来てくれました。

彼女は塾に通ってくれているのですが、私の直接の担当ではありませんでしたが、大学受験を担当している私に相談したいとのことで、来てくれました。


彼女は相談に来てくれた時に、挨拶をして座るなり、

「数学、英語、古文、化学を予備校で授業を受けようと思うのだけれど、どう思いますか?」

と切り出したのです。



これについて、お読みいただいた方はどう思われますか?

子ども達の相談を受けると、だいたいこういうケースが多いのですが、これについて、どう思われますか?



私は、彼女に「どうしてそうしたいの?」と聞き返しました。

彼女から出てきた答えは、数学と英語は不安な教科だし、古文ができないと困ると周りの人から聞いた、そして化学は化学基礎だけでなく化学まで学習をしておけば、大学受験を文系にしても理系にしてもやっていける、というものでした。


一見、考えてそうな話をしているように思いませんか?

実際に彼女なりに考えてきたことは間違いないのですが、実は、ここには「予備校ありき」の考え方がはっきりとあることがわかります。

そこで、私から「数学、英語、古文、化学を受けたら、高校の定期テストでは平均点を下回るようなことはないよね?まして、欠点なんてありえないよね?」と聞かれて、彼女は「そうだと思います」としか答えられませんでしたが、ちょっと当然でしょ?というような顔で答えてくれました。


ところが、それを少し離れたところから聞いていた、彼女が進学する附属高校の高3生が、「駿台に行っても欠点取ってしまうよ」と声をかけてくれたのです。

彼は、難関国立10大学の一つに合格するため、2次試験に向けて、懸命に努力をしている真っ只中で、ちょうど休憩で軽食をたべているところでした。

その言葉に彼女は「えっ?!」と驚いていました。

彼が「高校の授業はそんなに楽じゃない。高校の授業を真面目に聞いておかないと、高校のテストも全然楽じゃないから、がんばって。」とこちらを見ながら言ってくれたのです。

私が言おうと思っていたことを、彼が言ってくれたので、助かりました。


ここで大切なのは、彼は、この女の子が自分の後輩になるかどうかは、全く知らないことです。


彼が言ったことは、「どこの高校か」ということは関係がないということです。

高校に関係なく、高校の授業はしっかりと聞いておかなければいけないと言いたかったと、この女の子が帰ってから彼と話していて、彼が言ってくれたのです。


この相談に来てくれた女の子に、なぜ、予備校に行けば学校のテストが点数が取れると思ったのかを聞いてみました。

この時に出てきたのが、「中学受験の塾って、そこのことを真面目にやっていれば、学校のことなんてどうでもよかったやん!中学になって先生のところにも通ったけど、そうだったやん!」と言うものでした。

これが一番の問題だとわかりました。

そこで、聞いてみました。


「確か、あなたは、中学受験は大手進学塾に通っていたよね?同じように予備校はしてくれると思う?(私が所属する)ここの塾はそんなにやらせはしなかったと思うけど?」と聞いたら、「予備校とか塾とかはそういうものじゃないのですか?」という返事でした。


私にしたら、あぁ、この子はこういう考えなんだと思ってしまいました。

要するに、中学受験の大手進学塾に通い、合格した成功体験を持っているので、同じように塾や予備校に行けば、「厳しくたくさんの宿題を出して、勉強させてくれて、大学合格まで引っ張っていってくれるから、塾が言っていることをやっていれば良い。」と思っているのです。

実際にそう思っている?と聞いたところ、予備校も同じじゃないの?と言われました。

相談に来てくれた私の所属している塾では、そんなに大量の宿題を出したり、厳しいことを言ったりするよりも、とにかく自分でやらせることを大切にしている塾なので、この子はあまりやらなかったんだと思いました。

この女の子にしたら、塾や予備校はそういうところなんだから、やらせてもらって、それについてさえいけば、何とかなると思っているのです。

こんな状態にしてしまっているのです。

これでは、正直なところ、大学受験はかなり遠く厳しいものになることは明らかです。

もう高校生になろうというのに、まだ、こんなことを言っていたのでは手遅れになります。

でも、明らかにこれは、中学受験の大手進学塾が子ども達に与えた影響で、その弊害でしかありません。

それを中学生の間に、切り換えさせてあげられなかったのは、教えている塾側のミスでもあります。

大手進学塾に入塾し、塾の言うままに懸命に授業を受け、宿題をして、学校の授業などどうでもいいと思うようになってしまうと、塾や予備校なしではダメなんだと思うようになってしまいます。

しかも、与えられなければ、自分からは勉強しようとしない、何もやろうとしない子どもになってしまいます。

これが大学受験で難関大学に合格できない、一番の弊害なのだと、はっきりと理解しておくことが、ご家族にとっては重要なことだと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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勉強しなさい!と言うほどバカになる


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前回まで「子育て」について、お話ししてきました。


子育てを考えるときに、「頭の良い子」に育てるなんて言いますよね。

「頭の良い子」ってどんな子どもだと思いますか?

「頭が良い」とはどういう状態なのでしょうか?


こう問われると、お母さん方は、「頭が良いって勉強ができるだけじゃないよね」とはおっしゃるのですが、「勉強ができる」ことは条件になっていませんか?

お母さんもお父さんも、お仕事をされていて、お勤め先に、一人や二人、「あの人、学歴は高いけど使えないなあ。」と思う方がいらっしゃいませんか?

「難関国立大学を出ているあの人よりも、ランクはかなり下の私立大学を出ている人の方が仕事できるよね」

「専門学校出てるだけの彼女の方が、大学出てるあの子より仕事もできるし、ずっといい人だよね。」

こういう話をすることはありませんか?


なぜ、こういう話をすることになるのかと言うことを考えてみます。


まず、「頭が良い」という中に、無意識に学力、勉強ができると言うことが入っていることが多いように思います。

大人が頭が良いという時には、勉強ができる、学力が高い、高学歴であるというようなことが入ってしまっているように思いますが、一方で、本当に頭が良いと思う時は、それだけで判断をしていない、むしろ、勉強以外のことで判断していることが多いように思います。


では、「頭が良い」というのは何なのでしょうか。


多くの場合、5つくらいの大切な力があると思います。


1.本質を理解しようとする力

わからないことをそのままにせず、調べたり考えたりして「なぜ?」を追求しようとします。

ただ単に暗記するのではなく、「なぜ?」と本質を理解しようとする姿勢があるのです。

そして、自分の知識が古いと気づいたときに、プライドを捨てて、新しい考え方を柔軟に取り入れる「学び直す力」があります。

現代ような変化の激しい時代では、最も重要な力と言ってもいいかもしれません。


2. 「自分自身」をコントロールするがある力

やるべきことを計画的に進め、感情に流されずに集中できる力があります。

自分の感情や時間を自分で管理する力があり、イライラしても立て直す、やるべきことを計画的に実行することができます。

失敗しても、そこから学び取り、「次はどうすればいいか」と前向きに考え、あきらめずにチャレンジすることができます。

「自分を律する力」があるからこそ、人として精神的に落ち着いていて、穏やかであることが多いです。


 3. 「答えのない問い」に自分なりの答えを出す力

これも大きな力だと思いますが、教科書通りにいかない問題に対面したとき、自分で工夫して解決策を探る力です。

現代の社会で生きていくためには、この「答えのない問い」に自分なりの答えを導き出していく力は、生きていく力と言っても良いかもしれません。

誰かに答えを教えてもらうのを待つのではなく、限られた情報の中から「今のベスト」を判断し、粘り強く試行錯誤できる人を「本当に賢い人」と呼ぶのだと私は思います。


 4. 「他者と協力」して新しい価値を作る力
 
自分一人の思いに閉じこもらず、他人の気持ちや考えを理解し、コミュニケーションを通して力を合わせることができる力です。

相手の気持ちを理解し、意見を尊重しながら、知恵を出し合い、一緒に問題を解決することができる力です。

相手を尊重しながら一人では届かない大きな成果をみんなで生み出せることは、AIがこれだけ普及してきた現代でも、とても重要な力だと思います。


5. 自分の力を「誰かの幸せ」のために使える力

学んだことや考えたことを、単なる知識で終わらせず、実際の生活や社会に活かして、世の中を良くするために形にする力です。

「自分さえ良ければいい」という、「ずる賢さ」ではなく、自分の能力を「正しく良いこと」に使い、周囲に貢献する力です。

頭が良いと言われる人は、必ず「自分さえ良ければいい」という考えではありません。

世のため、人のためと言うことを考え、実践している人です。



「頭が良い」というのは、少なくともこの5つの力を持ち合わせていると、私は思っていますし、子ども達にもこのことを伝え、こういう人にならなければ、勉強などできても、何の意味もないと伝えています。


ところが、最近、5の自分の力を「誰かの幸せ」のために使える大人が減っているように思えてなりません。

電車内で中年の方々がお年寄りに席を譲らずに、若い方や子ども達の方がすぐに席を譲る光景を目にすると、大人がもう一度、自分の行動を見直さないといけないと強く感じます。

大人がマナーを守らず、自分さえ良ければいいという行動をして、小さい子ども達が「あんな事したらダメだよね。」と言っているのを聞くと、やりきれない思いにもなります。


「勉強ができれば非行に走らないし、他人に酷いことはしない」というのは、ある程度、事実ではあります。

教育現場でも、このことは言われています。

なぜなら、「それはやってはいけない」ということは、理解できるからです。

ですから、今、暴行動画が出回っていますが、あの子たちのようなことはしないし、あのようなことにはならないかもしれません。


しかし、だからと言って、中学受験の大手進学塾に通っている子ども達が、自分の力を「誰かの幸せ」のために自分の力を使えるようになるかと言うと、かなり怪しいところがあるように思います。

なぜなら、小さい時から「他人に勝つこと」だけを意識して、自分さえ良ければいいと思い、努力をしてきた子どもが多いからです。

ご家族もがんばって欲しい、負けて欲しくない、他の人のことなんてどうでもいいから合格して欲しい、と思い、塾に通わせているはずです。

他人のことなど、合格してもっと勉強してからでいい、とお考えかもしれませんが、小学生くらいの時に身に着けたものは、簡単には捨てられません。


というよりも、無意識にしみ込んでしまっているからです。

これだけ、多くの方が無意識の力が大切だというようことを考えるような時代になっているにもかかわらず、そんなことはお構いなく、子ども達の意識下に「自分さえ良ければいい」と刷り込むのです。


子どもに、本当に生きていく力をつけ、「頭の良い人」になって欲しいのであれば、大人がもっと考えて行動しないといけないと、私も我が身を振り返りながら、強く思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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結局、子育てって何だろう?


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「子育て」について、親の責任までお話ししてきました。


結局のところ、子育てってなんだと思いますか?


子ども達の話をしているようで、実は、全部、親であるご家族のことをお話ししていることに気がつかれている方もいらっしゃるでしょう。

子育てなんだから、親の話で当然じゃないのかと思われるかもしれません。

これは良く言われることですが、子育ては「親育て」です。


子どもを育てようと思ったときに、様々な場面で、「親としてどうするべきか」を問われます。

正解などありません。

その正解のない問いを子どもに突き付けられるのです。

子どもは突きつけようと思っているわけではなく、結果的にそうなってしまうのです。

その時に、お母さんとして、お父さんとして、どうするか、どう考え、どう振る舞うのかということを問われることになるのです。

だからこそ、お母さん、お父さんの考えがまともに出てしまいます。

だから、子どもが他人に迷惑をかけ、くら寿司でバカなことをしたり、同級生をボコボコに殴る蹴るするということは、ご家族がそういうことを認める、OKするようなところが、どこかにあるはずです。


中学受験の大手進学塾の子ども達が、平気で友達を叩いたり、成績が下の子ども達をバカにしたりするということは、ご家族がどこかで、「結果が良いことがとにかく大事だ」と考えていることがあるのではないでしょうか。

しかも、成績が良ければいい、勝てばいいと、どこかで思っている可能性が高いのです。

だからこそ、他人への迷惑や、他者の痛みなど関係なく、自分さえ良ければそれで良いという態度に子ども達がなってしまいます。


どれだけ親としてちゃんとしていると思っていても、子ども達がそうなっているのであれば、どこかで子ども達に対して、子ども達の気持ちも感情も理解せず、親の思いだけで子どもと接しているのではないかと、考えなければなりません。

子どもであってもある意味では他人です。

自分と同じ人間ではありません。

だからこそ、話もしなければならないし、感情をわかってあげて、なぜ子どもがそうするのかということを、一緒に考えてあげて欲しいのです。


親として、何ができるのか、どうするのか、ということをいつも問われるのが子育てであり、だからこそ、一緒に成長していける楽しさがあるのだと思います。

教え子の高校生女の子が、ずっとお母さんとの距離が縮まらず、お母さんのことを怖いと思っていたのが、ちょっとしたことでお母さんが子どもの気持ちをわかってくださるようになり、そのことで、お母さんとの距離が縮まり、いろいろなことをお母さんと話ができるようになりました。

一番は、ずっと曇った表情をしていた彼女が、ものすごくステキな笑顔でイキイキと話すようになりました。

そのくらい変わるのです。


子育ては、子どもにどうあって欲しいかという親の思いが反映されてしまいます。

だからこそ、親としてどうあるべきなのかを、強く問われる活動が、「子育て」です。


親として恥ずかしくないか、子どもを社会に送り出すときに、恥ずかしくないかということをいつも心にしっかりと留めて、子どもと接しているかを問われるのが、子育てではないかと、私は思います。


きっと、アメブロで私だけでなく、他の方のブログを読んでいらっしゃるような方は、しっかりと「親」として子育てをされていることは、間違いないと思います。


なぜなら、自分がこれでいいのか、大丈夫なのかといつも意識されていらっしゃるからです。

これからも、お子さんのために、子ども達のために、そういう意識を持ち続けていただきたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。

どうぞ今日も良い1日でありますようにお祈りしております。


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