月に1回ほど、トイプードルのモモちゃんが我が家にやってきます。

息子が、母のために連れてきてくれるのですが、実際には私が車でモモちゃんを迎えに行き、帰りも送り届けています。私はまるでモモちゃんの「下僕」です。

 

トイプードルのモモちゃんは可愛すぎて、家族全員がメロメロです。

モモちゃんが来ると、普段はあまり2階に上がってこない母も、何度も階段を上り下りしてモモちゃんに会いに来ます。

 

モモちゃんもその期待に応えて、ゲージから飛び出すのではないかと思うほど高くジャンプしてくれます。

 母は、「檻の中じゃかわいそう」と言って、勝手に抱っこしてしまいます。普段はふらふらしている母が、どこにこんな力があったのかと思うほどです。

 モモちゃんの可愛さが印象に残るのか、夕食のときには母が「モモちゃんは今頃〇〇が帰ってきて喜んでいるかしら」と言うこともあります。

 夫は「自分の犬じゃないと可愛くないんだよ」と言っていたのに、今ではモモちゃんが自分の腕の中で寝てしまうとメロメロに。

 

 ゲージの外に出すと、モモちゃんは家族みんなの動きについてきて、またその姿がとても可愛いです。

 

 今回のモモちゃんの来訪時、母の調子が悪く、ソファーに横たわったまま「来たの?」と力なく触れただけで、一緒に遊ぶこともなく寝てしまいました。翌日には少し元気になったものの、ソファーに横になったままで、モモちゃんと遊ぶ気力はありませんでした。

 おばあちゃん孝行で連れてきてもらったモモちゃんですが、私たち家族もたっぷりと癒されました。    

 二階でモモちゃんを楽しんでいるとき、ふと後ろを振り向くと、母が匍匐前進のような姿勢で階段を上がってくる姿が。調子が悪いのに、どうしてもモモちゃんに会いたかったのでしょう。

それを見つけたモモちゃんは駆け寄り、本当に自分が何をするべきかを理解しているかのようでした。  まだ赤ちゃんなのに、さすが我が家のセラピードッグです。

モモちゃんが帰ってしまい、家族全員がモモちゃんロスです。早くまた連れてきてほしいです。