機能改善トレーニング | パーソナルトレーナー玉木啓太オフィシャルブログ K-TAの本音

パーソナルトレーナー玉木啓太オフィシャルブログ K-TAの本音

元プロスノーボーダー、現在、ティップネス日本橋STYLE、ティップネス藤枝店にてパーソナルトレーナーとして活動中!

・ピラティスのみを指導する

・あくまでも、一つのツールとして、ピラティスを取り入れて指導する

自分は、後者です。

パーソナルトレーナーの玉木です。


自然の中で生きていた時代と違い、現代は、便利な世の中になっています。

車、電車が走り、空には飛行機

スマホ、PCなどデジタルデバイスの普及

自然の中で生きていた時代に、突然、鉄の塊りの飛行機が飛んできたら、どう思うか?

たぶん、恐怖で逃げますよね!

危険と感じれば体は、硬直します!

そう考えると、便利になった世の中って、実は危険だらけ…

知らないうちに、脳は、ストレスを感じています。

それすら、マヒして感じる事ができない現代。

危険と感じれば、自律神経で闘争、逃走本能の交感神経が優位になります。

緊張すれば、呼吸は浅くなります。

吸う呼吸は、交感神経
吐く呼吸は、副交感神経

吸う呼吸が、多くなります。
吸気では、肋骨が開きます。
その状態が、多くなり、肋骨が開き、腰が反っていきます。
いわゆる、反腰姿勢。

その姿勢をカバーする為に、上体を丸める、猫背の姿勢。

この状態が、長く続けば、脳は背骨を一本の棒と認識します。

この状態で、いきなり運動したり、ストレッチするのは、危険ですよね。

よくある質問です。

ピラティスのあるエクササイズがうまくできません。
ヨガのポーズができません。

答えは、気にしないで下さいです。

例えば、ピラティスのペルビックカールや、ロールアップ

そもそも、交感神経が優位な状態で、背骨が一本の棒としか認識されていない状況でうまくできる訳がないです。

そこで、無理に行えば、身体を痛めます。

まずは、交感神経優位な状態のスイッチをオフにする必要性があります。

呼吸もいきなりは、深くはなりません。

呼吸も含め、体の動きは、脳と密接に関係しています。

ある動作をすれば、脳が活性化する。脳が活性化すれば、呼吸が深くなる。
呼吸が、深くなれば、更に脳が活性化し、動作が良くなっていく。

そういう事を繰り返し行いながら、交感神経が優位な状態を、徐々に沈めていくのが、自分が行っている、機能改善トレーニングです。

交感神経優位な状態で、胸式呼吸しても、さらに交感神経を優位にしてしまう。

なので、まずは、自然呼吸をしっかり行うこと。

時と場合において、胸式、腹式呼吸が、自然とできるようにするのが大事です。

背骨の動きや、骨盤の動きも、ニュートラルという一つの姿勢にこだわるのではなく、色々な動きができる、ニュートラリティの方が重要だと自分は、考えています