任意継続の不思議

「国民健康保険と任意継続どっちが得？」

って質問をよく受けるのですが、

任意継続は、ｍａｘ２８万円の標準報酬月額で保険料が

計算されるため、在職時の標準報酬月額が高い人は、

任意継続を選択した方が、得になるケースが多いです。

（平成22年4月1日から、倒産・解雇などにより離職した方に

関しては、国民健康保険料が軽減されるので、これに該当する場合は、

国民健康保険を選択する方が得になる場合もあります。）

しかし、当時は任意継続を選択した方が得な場合でも、

その後ずっと無収入の場合、結婚した場合など、

状況によっては、国民健康保険で減免申請を受けたり、

旦那様の扶養に入ったりすることで、任意継続をするよりも

国民健康保険に加入した方が得になる場合もあり得ます。

任意継続は、２年間は国民健康保険に切り替えることを理由に、

資格は喪失できないとされていますが、

保険料を納付時期までに納めなければいやでも資格を喪失しますので、

結果として、国民健康保険に切り替えることができるわけです。

矛盾しているような不思議な制度だな～。って思ったのですが、

そもそも、この任意継続の制度って再就職を前提としたものなんでしょうね。

「国民健康保険と任意継続のどっちがお得」　の詳細は、