数多くのブログの中から
ご訪問いただきましてありがとうございます。
子どもの頃から小さいものを集めてきました。メンコやおはじきであったり、ビー玉であったり。しかし最近はそうゆうのが手に入らなくなったように思います。やがては記念貨幣が中心になるようになりました。
それらを眺めてはブログにしております。どうか最後までお読みいただければ嬉しいです。
バロック音楽といえばヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach /1685年3月31日(ユリウス暦1685年3月21日)~1750年7月28日)の名前が一番に出てきますが、昨年の今日は340年めの生誕日でした。(以下「バッハ」とします)
東ドイツ バッハ生誕225年 20マルク銀貨
1975年
1685 - 1750
Joh. Sebast. Bach.
図柄は、平均律クラヴィーア曲集 第1巻BWV846 第1番1 ハ長調のプレリュードの冒頭部分の譜面とその下にバッハの署名
バッハは名曲がとても多いですがなぜこの曲集が選ばれたのか?
それは、この曲集はバッハの代表曲であるとともに後世への重要な教材となって多くの作曲家に影響を与えたから。つまり、音楽史上ドイツにとっての誇りであるからだと思います。ドイツを音楽の国にした人だからとも。
反対側です
DEUTSCHE DEMOKRATISCHE REPUBLIK
20 MARK
1975
中央には東ドイツの国章
直径 33.0mm 量目 20.9g 素材 Ag625
状態 UNC 発行枚数 10,257枚(現存は少ないと思います)
だいぶ以前に入手した貨幣なのでホルダーがへたってます。お見苦しい画像となってしまい申し訳ないです。ホルダーは定期的に交換しないといけないようです。
縁には陰刻
20 MARK ★ 20 MARK ★ 20 MARK
学生時代、私の専攻では教科書の著者に都留重人やサミュエルソンがいました。今はマンキューやクルーグマンを挙げる人もいます。かつて商法では田中誠二が「教科書作りの名人」と言われていました。西洋音楽史上バッハはそんな立ち位置なのでしょうね。
だから、 西洋音楽史において偉大なバッハだけに、東西ドイツをはじめ数ヶ国で10種以上の記念貨幣が存在しているようです。
バッハが幼児洗礼を受けた聖ゲオルグ教会はルター派教会であって、このことが彼に大きな影響を及ぼしたとみてます。
ルターは、当時のカトリック教会への批判を展開し、当時、修道士にしか分からなかったラテン語の聖書をドイツ語に翻訳しましたが、それでも識字率からみて読めない人々は多かったはず。だから、ルターは聖書の言葉を音楽にした(歌にした)。讃美歌で。まさに文字を読めない民衆にとって聖書の世界に触れこることになり、説教などよりよっぽど理解できたはずです。
バッハはこの流れの中にありました。
聴く機会は少ないですが有名曲「目覚めよと呼ぶ声あり(BWV140)」は教会カンタータとして作曲されたもの。結婚式やドラマBGMでもよく流れる「主よ、人の望みの喜びよ」は教会カンタータ(BWV147)の一部であるコラール(讃美歌)が基。なので、主を迎えることの喜びを表現しているわけで、どちらもやさしく包み込むような温かさと、それでいて荘厳な感じがします。
次に、おおさか大収集まつりで入手したバッハ関連の記念シートです。
トーマス教会 記念シート 1984年
シートの大きさ 163mm×114mm
Thomaskantor
J.S.Bach
図柄はライプツィヒのトーマス教会
右にバッハの記念切手(ドイツ連邦郵政が発行/
ヨーロッパ切手の発行年1985年はバッハの生誕300年)
中央にトーマス教会の記念貨幣
ライプツィヒの郵便局(〒04209)の消印
トーマス教会はライプツィヒにあるルター派の教会であって、バッハは1723年から亡くなる1750年まで教会の音楽監督(トーマスカントル / tomaskantor / chapel master)を務めていました。現在失われた曲も多いですがバッハはここで日曜礼拝のため年間約50曲ものカンタータを作曲し演奏したとあります。「マタイ受難曲」もここでつくられ初演されました。
そして、主祭壇前にバッハの墓所があります。
同裏側
東ドイツ ライプツィヒのトーマス教会
5マルク白銅貨 1984年
THOMAS KIRCHE LEIPZIG
図柄は聖トーマス教会
同反対側
図柄は東ドイツの国章
直径 29mm 量目 9.7g 素材 Copper-nickel
状態 UNC 発行枚数 約257,000枚
1984年はバッハのコラール・カンタータが書かれて260年
過去紹介したバッハ没後250年銀貨
ドイツ 2000年
ここまでの参考文献
「神聖ローマ帝国 全皇帝伝」菊池良生 河出新書
「人類5000年史Ⅳ」出口治郎 ちくま新書
「プロイセン王家 12の物語」中野京子 光文社新書
「ピアノの名曲」メジューナ・メジューエフ 講談社現代新書
ウィキペディア 「ヨハン・ゼバスティン・バッハ」、「平均律クラヴィーア曲集」、「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」、「トーマス教会」
音楽の影響はすごいと思います。ただし、これだけは書いておかないと。どの宗教がとか、どの教えや宗派が一番いいとか優れているわけでないです。
まして、信仰の違いで人々が争うということほど悲しい現実はないと思います。戦争と暴力によって引き裂かれることは終わってほしいです。
「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」
マタイによる福音書25章「10人のおとめのたとえ」から
尺は30分超えですが、冒頭部分と第4曲(15分21秒あたり)は有名なようです。題材は聖書なのですが、それを知らなくても感動するという、しかも歌詞の意味もわからないのに。要するに音楽はもととなった宗教を超えて届く例かと。
新約聖書(フランシスコ会聖書研究所訳注p.68~69)、聖書(新共同訳p.新49)
最後までお読みいただきありがとうございました。
先月は某ライブに行ってきました
旧大津公会堂
ヴァイオリン・チェロ・ピアノ・パーカッション






























