先週、奈良、京都、滋賀と車を借りて回ってきました。
高野山を経て、京都に3泊してから、比叡山を登り、琵琶湖側
の坂本へ降りて、大津で一泊しました。
祇園では花灯篭が始まり
奈良では2月堂のお水取りの最中でした。 
どこも、春が始まりま~すって感じです。

湖岸の宿からは琵琶湖が広がっています。 
琵琶湖は広々としてとても開放的な気持ちになりました。 
が次の瞬間、前日までいた京都盆地には何か 
「よどみ」というか、「おり」 のようなものびっしり堆積していて、
独特の重たさに包まれていたことが感じられました。 
長い歴史の中で暮らしてきた人々の想いの蓄積なのでしょうか、 
一度気がつくと、あんなに快適だと思っていたホテルも何となく
重かったよな~ と感じてしまいました。 

私の住む洞爺湖は、琵琶湖にくらべても
さらにきれいで解放感があります。帰って来て、改めて
その時のことを思い出し、感謝を感じました。
  
この気配は人には作れないな~と思いました。