留守番の弟から、休業中の館内の凍結対策は大丈夫?と連絡がありました。北海道は大吹雪!だそうです。ところが、本日宿泊しているのは、御嶽山山麓の濁河 温泉(にごりご)温泉ですが、ここは標高1800メートルにあり、160段降りていく有名な渓谷に面した露天風呂があります。「噴火とは反対側にあるた め、全く安全で、系列のチャオ御嶽スキー場もふくめ、平常営業しています」と佐藤支配人のメッセージをいただいてきました。ここへたどり着く途中は道路の 標高が1840までいきました。下界へ降りていくと、北海道の10月初めくらいの気候でした。下呂市小坂(おさか)から、名古屋大学の減災が専門の阪本 先生が合流しました。 支配人以下スタッフの皆さんが本当に頑張っているお姿に感動でした!






小坂は現在日本一小さいジオパークを目指して準備し始めたそうで、有珠山洞爺ジオパークの様子等を家内が説明させていただいたようです。 その後、地域振興課長さんが嶽立(がんだて)公園と150以上あるという、滝めぐり について急ぎ足でしたが案内してくださいました。
滝めぐりもこの公園から始まります。夏限定の滝登りツアーも人気で一杯だそうです。




この写真が厳立公園の由来となっている溶岩の流れたあとだそうです。約55000年前に御嶽山の峰の一つの摩利支天から流れた溶岩がこのあたりまで来ました。岩肌は3層に なっていて、3回分の溶岩が模様を変え重なっています。




王滝村も行ってみました。家内が役場にお邪魔して総務課課長補佐の森本さんから、噴火以降の王滝村の対応や混乱した様子等貴重な事情を伺っている間に村の中をドライブしてみました。御嶽方面から流れてくる川は火山灰のせいかねずみ色で本来のきれいな青と 混ざり合う
不思議な合流点でした。工事作業車両以外の交通は本当に少なく、30分に一台すれ違うくらいでした。


小坂にはジオパークで重要な、訪れてみて、「面白い!」がたっぷりありました。頑張って下さい!