昨日の衆議院予算委員会の質問者に前東京都知事の

石原さんが立ちました。

彼は歯に衣着せぬ直接的な表現がスタンダードですが、

時の総理、副総理など目じゃないという感じで圧倒的

存在感で約2時間予算委員会に君臨?という感じでした。

まあ普段の彼の持論炸裂という感じです。


総理大臣が現行憲法(占領下制定憲法)を廃棄宣言

することに法的に妨げる規定はない、


天皇陛下は国民の象徴というだけでなく、祭祀(神道)

を司っている、


総理大臣は靖国神社に参拝する必要なし。むしろ天皇陛下

に靖国神社参拝して欲しい、


支那という言葉を使うことに、なんら支障はない、


民間にだぶついている、しかし流通してこないお金

を市中に吐き出させるために、かなり残っている

旧一万円札に期限をつけてはどうか、



今後はわからんが、現時点なら自衛隊の実力から考えて、

支那は尖閣周辺の制海権は無理、


米軍の訓練基地を噴火で疲弊している大島へ、鳥島も、、


なんて感じですが、

「日本の会計方式を複式にしなきゃ潰れますよ」

とか

「それをゴルフ場で会った経団連の変な顔の代表、なんて

名前だったかなあの男、他にもいましたよ、そしたら

知らないんですよ、日本の経済界を代表する人間たちがね、

後ろにいた前の日銀総裁だった 、、、君がそれは本当なんです

と後ろから耳打ちしてたんですよ」とか、


「なんでシナと言っちゃいけないんですか」とか、


「聞いた話ですが、

300億くらい旧紙幣で持ってるのがいて、新札に変えて

くれと依頼したら、税理士が、時効にはなってるけれども、

これだけの金額いっぺんに動かしたら税務署に興味

持たれますと言われて、じゃあやめとくとなった」とか



尖閣問題に関しては、「海上自衛隊の交戦能力は世界一、

シナなんか補給も続けられない」とか、

「あと10年は日米と中国の交戦能力は優位さを

保てるんだから、刀ぬいちゃいかんけれども、、、」とか


「ロシアはシナが本当は嫌いだから、最新のスホーイも

インドに売っているものに比べると性能を落として

納品している」とか、ロシアから中古の空母を買ったけれど

エンジンがかからないから、古い巡洋艦のエンジンを

載せて納品したら16ノットしかでないから、ホントは

航空機の発艦なんてできない代物なんですよ」とか


「自衛隊の文官の言うことなんか聞いとっちゃだめですよ、

実際に現場で、船乗ってた人、戦闘機に乗ってた人の

生の声を聞かないと何もわからん」とか


「厚木基地を共用にして、民間機、特に

ビジネスジェットがどんどん降りれるようにしなけりゃならん、

アメリカの友人が日本には大きな商談のチャンスがあまた

あると皆が言ってましたよ」

「2ヶ月前の申請がいるんじゃ話にならんでしょ」

「米軍が管理している日本上空の空域を早く返還させないと、

空港を含め、5年で日本の空がパンクしますよ、民間機は

本当に狭い空路をやっと行き来しているから、衝突を

避けようとした民間機が何年か前に客室乗員の死亡事故

を起こしている」とか、


「はやぶさのテクノロジーを使って、宇宙からピンポイントで

地上にミサイルを落とす技術の開発に着手するべきだ、

核兵器を持つ必要がなくなる」とか


これには麻生副総理が、「はやぶさ帰還後、最初に

問い合わせてきたのは米軍でした」と答弁していました。


「総理ちゃんと聞いてますか?」 とか


順番はばらばらですし、使った言葉もちょっと

違うかも知れませんが、こんな感じでした。


「新任の防衛大臣には、あなたはまだなったばかりだから

知らないかもしれないけれども、、、」 なんていうのも

ありました。


とにかく過激な名発言の連続で、国会ってやっぱりこのくらい

熱くなければならないよな~ としみじみ

思いました (皆さんがこれではいけませんが、、、)


同時にこの人が政権とったら、大変なことになる!

という危ない感じもありましたけど。


ただ、石原さんは力むことなく、淡々と持論を展開されていました。

興奮して口角泡という感じはまったくありません。

大物の風格ですね。


歴史に残る、痛快な質疑と政権側の淡々とした応答でした。

みんながなぜか堂々と言えない、言わないこと

を真正面から言い切った(拍手!)という感じでした。

同じ程度の発言(失言)で役を辞任された方が何人もいた

ように思います。



NHKオンデマンドで見れるなら、ぜひ見てください。

細切れですが、ユーチューブにもあるようです、

エンターテイメントとしても素晴らしいです。


ちなみに私は石原さん支持ではありませんけど、、、