長生きするなら病院へ行くな


ということが、今盛んに話題になっています。

ベストセラーにも入ってきています。


自然な状態で帰る(あの世に)、という

死に方が、延命という名のもとに、

呼吸器をつけて強制的に生かしたり、

点滴で体をだぼだぼにしたり、胃に

強制的に食事を送り込んだり、、、

「誰々が到着していないからもう少し」、、

なんていうのはご本人にどれだけ

苦痛を与えているか、周囲は

わからない、自分の番が来てわかるん

でしょうね。


衰弱の過程で、腹水や溜も含めて

体の水分を使い果たし 脱水になると、

意識が朦朧とし、昏睡になっていく、

同時に呼吸が浅くなり、結果体内の二酸化

炭素濃度が上がり、やはり脳の働きが弱まる

過程で周囲の心配をよそに、ご本人は

半分くらい昏睡に入って、気持ちがよくなって

いるそうです。ドクターであり、お年寄り

を長年看取ってきた先生のご意見です。


これは本当だと思います。 3年ほど前

ダイビングでほとんど溺死しそうになった時、

自分の意思では全く体を動かすことが

出来ないところまでいきましたが (呼吸もしていなかった

と思います)、全く苦しさはなく、「あ~もう死ぬんだ

早かったな~」と意識は意外とありました。

でも、外から体は痙攣したりして、結構気もい状態

だったのかも知れません。


良い意味での、延命拒否 という概念が

やっと一般的に語られる

ご時勢になってきたのだと思います。


癌も、がん治療を受けるとかえって元気な

部分を弱らせてしまうというお話もネット上には

あまた ありますね。


友人はOリングテストで有名な九州の

病院に、結構進行した癌の方の付き添い

で行って、彼にも肝臓がんが見つかって、

彼にはマッコリが合うということで、3ヶ月

くらい予定外の滞在をして直して帰って

きました。 「みんな直って帰るからね~」

と言ってました。


末期の癌とわかっても、痛みを取る

程度の投薬で、日常生活をしながら

人生と向かい合う生き方を、

選べば、できるそうです。

昨日の北海道新聞の記事にでていました。


白い巨塔と製薬業界が作り上げた今の

医療のシステムは、払えないほどの

コストの問題をはじめ、大きくきしみが

出ているように思います。