アカデミー賞の時期になると、過去の

受賞作がBSなどで次々放送されます。

今日は昔懐かしいF1を描いた「グランプリ」

でした。 昔プラモデルで挑戦した懐かしい

クラッシックなF1がモナコからヨーロッパ、

アメリカ、そしてイタリア等で撮影されて

います。どこのサーキットでも、大勢の

観客がいて、どうやってエキストラを

集めたのだろう? あるいはグランプリ

ウイークの合間に撮影しちゃったの?

と思うほどです。 とくにモナコは普段

公道なので、サーキット自体がグランプリ

ウィークのみ作られます。 その中で

ちゃんとストーリーにそって競技シーン

が車載カメラで撮られています。


見ていて昔のレースが今とは全く

次元の違う危険さのなかで戦われて

いたことに驚きます。 身体はむき出し

ですし、ヘルメットはあごを保護する

部分のないものです。事故で血だらけ

で救出されるシーンもあります。


マーシャルや救命のスタッフがサーキットを

横切ったり、用事のあるドライバーが

ピット横に車を停車させて「調子が悪い」と文句

を言ったり、今では考えられません。


中学2年のころ、原作を読んだことを

思い出します。 引退を考えるベテランと

若手の葛藤やだんなや恋人の命がけの

仕事にストレスを感じる奥さん達の人間

ドラマですね。 三船敏郎さんもチーム

オーナーの役ででています。


エンゾ、フェラーリさんそっくりな

フェラーリチームオーナーが出ています。

フェラーリの工場でマニアなら垂涎の

今なら1台数億の値段がつくような

車達が整備をうけているシーンも

見る人が見れば、凄い! と感じると思います。


本当のグランプリで沢山のドライバーが

いのちを落としましたが、そのたびに

車やコースが改善され、F1で瀕死の

重症を負うドライバーはしばらく出ていません。


とにかく各国のチームのそれぞれの

人間くささが魅力の映画です。


当時の車はこんな感じで、、、

空力デバイスは全くありません


北海道洞爺湖温泉    湖畔の宿 洞爺 かわなみ

今見ても、面白かったです。


今年のF1は3月16日から

オーストラリアで開幕します。

小林カムイを応援しましょう!



昨年のカムイの車です、

床下を通過する空気の流速を早くし、

地面に吸い付くように設計されている

ため、スピードにもよりますが理論的

にはトンネルの天井も走れるそうです。

200Kmから2秒で停止できるというのも

凄いですね。


北海道洞爺湖温泉    湖畔の宿 洞爺 かわなみ

どちらも機能美の塊ですね。