10日は辛亥革命から100年だったそうです。

清朝が倒れてからまだ100年しか経ってい

ないんですね。 革命の中心人物 孫文は

共産党との確執から台湾に逃れました。

中国は共産主義で、台湾は民主主義で

それぞれ繁栄しています。

もう一つのお隣の韓国ですが、

野田さんは訪韓にあたり、「民主主義と

経済原理を共有できる重要な隣国」と

おっしゃってました。 そのとうりです。


今は経済というシステムが世界共通の

ものとして機能し、戦争は経済上の戦いに

変わりました。


勝利者は繁栄を謳歌し、

「弱者、敗者は泣く」は同じです。


日本という国が弱みを見せれば、

弱い場所はあっという間に足を救われます。

昨日の日経新聞だけとっても、サンヨー

の白物家電を中国のハイアールが引き継ぐ、

とか、かたや トヨタが、従来よりもはるかに

効率の良いバッテッリーの目処をたて、

一回の充電で1000kmくらい走れる

電気自動車の可能性が具体的になったと

出ていました。 目指すところは「利益」

つまり、経済戦争を優位に進める ですね。

電気自動車のランニングコストは今でも

1km1円と言われています。

この新しいバッテリーが実用化されたなら

電気自動車は爆発的に普及するのではないでしょうか。


こういう新しいテクノロジーに基づいた生産工場

が北海道にどんどん誘致できるといいですね。

農業と、ハイテク生産工場と観光のバランスが

取れた自立した北海道は、日本の中でも

住みたい場所No1 になるのではないでしょうか。


そのためには道州制の実現が不可欠と思います。

現在の官僚や政治家の既得権益への改革は

まずは道州制移行によってかなり解決できる

ような気がします。

大前健一さんの意見の一部を貼り付けておきます。


>なにしろ都道府県は明治の廃藩置県以来続いてきた

>制度である。その47都道府県を11の道州に減らしてし

>まうわけだ。これは単純に数が減るというだけの問題

>ではない。税や法律のしくみまで変わる大きな改革で

>ある。都道府県にまつわる利権は、国や市町村の

>利権よりも日本という国にこびりついている、と言って

>も過言ではない。


既存の権益構造の解体、つまり道州制の実現は、

日本にとって行政的革命といってもいいと思います。