実は5月17日のブログで書いた

基礎年金の範囲で一ヶ月 朝、夕

の食事つきで入居できるアパート

のことを書きましたが、

これに進展がありました。



あのあと、あるお客様がかわなみ

にご宿泊されて、帰りがけに、



「いや~、久しぶりに癒されました、

わたしは仕事柄 旅が多いんですが、

ここの湯と窓からの景色は素晴らしい

ですね。 お年寄りのお世話をする

施設を運営していますが、ここで余生

を過ごさせてあげられたらいいな~」



とおっしゃったそうです。

母が、家の息子もそんなことを日ごろ

言ってるんですよ、とお応えすると、



「月々の年金でやりくりが出来る

福祉行政の範囲外のやり方が今求められて

いるんです」  



とのこと、「私どもの資料を送ります」 と、

後日資料が届きましたが、日本中で

デイサービス、グループホームなどの

老健施設を170も運営されている、

ジャスダックにも上場されている立派な

組織の会長さんだとわかりました。


後日お電話で、会長さんは

「動けなくなってきた方には、派遣ヘルパー

を使うなど方法はありますよ、何より

最後まで面倒を見る 終の場所を

作ってあげなければならないんです」

とおっしゃっていました。

まあ入所者から見れば、グループホーム

は6,7万くらいの持ち出しなので

同じでしかもお世話つきですが、

行政はかなりの金額を負担しています。



まあここは噴火のリスクがあるので

何億という投資はないでしょうが、

既存のあまった宿の客室を転用して

食事つきアパートにするのは難しく

ないような気がします。 地域として

取り組んでいきたいと思い、新しい

町長さんにも職員を一人担当につけて

くださいとお願いしに行ってきました。



町長さんにも快諾していただけました。

奥洞爺温泉プロジェクトの来年の

柱の一つにこの取り組みを

入れたいと考えています。

まあ、「模索」ですね。



地域の状況を考えると、のんびりは出来ません。

今年で閉めたいなんていってる仲間もいます。