震災と津波から2週間が経ちました。
被災地の様子はテレビを通じ一日中
見ることが出来ます。色々な評論も
あります。被災された皆さんが
立ち上がろう!っていう雰囲気を
盛り上げられるように
日本全国で作っていかねばなりません。
ただ、観光業界にとっては非常に暗い
春となっています。
当然、海外からのお客さんはストップです。
原発が収束宣言を出すまで日本に遊びに「行こう!」
なんていうう人はほとんどいないでしょう。
ここ数年、インバウンド といって海外客に積極的に
経営方針を転換し、依存してきたところは特に悲惨な
状況になることは予想できます。
登別も洞爺湖も向こう3ヶ月
くらいはど~んと減収という予想ですし、その先も
わかりません。ニセコも外人さんがかえってしまい、
入ってくるお客さんがいないそうです(まあ3月中旬は
そういう時期ではあるんですが)、、、、
まあ、政府から、臨時の貸付枠などが
出るでしょうから、それで倒産という宿は表向きは
少ないと思いますが、結局状況を悪化(借入金の増大)
させるだけなのではないでしょうか。
倒産は従業員一人ひとりの人生がかかっています
から、絶対避けたいところです。
要の原発は一進一退の状況です。
上層の大気の流れは、ヨーロッパ
にまで放射性物質を運んでいるんですね。
供給元を断たなければいつまでも
続きます。今後の推移を見るしかないですね。
まさに「国難」です。
復興に先立つものはお金です。
政府はこの財源をどうするのか、
コンセンサスつくりのためにも
まず言いにくいことを言って欲しいと
思います。あらたな財源を生み出す
のはやはり消費税しかないのではと思います。
1%で2兆円という試算だそうです。
消費に重くのしかかるようではまずいので、
せいぜい2%が限界かと思います。
当然5年くらいの時限立法でお願いしたいです。
ただ、その後、福祉税などに置き換えられる可能性
大ですが、、、、
あとはその使い道と無駄な支出をどう抑えるかですね。