昨夜はNPO法人壮瞥町観光協会

専務理事の田伏さん(56)のお通夜でした。


彼はススキの育ちで、5人兄弟の

末っ子で、柔道有段者で、お兄さんは

札幌でも有名な飲食チェーンの創始者

で、そういう環境が彼の人格を

外から特徴つけていったのでしょうが、


内側では、不器用だけれども、

それをさらけ出せる垣根の低さ

みたいなものがあって、壮瞥町に

来てからは、


2000年噴火復興の内外への

観光プロモーション、


明石の歩道橋事故後、激変した

警察対応の中での昭和新山火祭りの運営、


壮瞥町発祥の雪合戦のプロモート

と事務局としての働き、


観光協会のNPO法人化、など、


振り返れば、休日返上の日々だった

と思います。


札幌市では青少年の野外活動を

支える部署にもいたり、当時のアルファ

トマムのゴルフ場担当の支配人だったり、


自然を愛し、自然の中で生きる

豊かさを知っていた人だったと思います。


洞爺に来た当時、ボートで中島へご一緒

したとき、中島に残っている自然の豊かさ

と、水のきれいさ、鳥の多さにすごく

喜んでいました。


ここを愛する者、ここを誇りに思う者だから

こそ、あのエネルギーがでたのだと

思います。


「おまえら、ちゃんとやれよ、頼むよほんと」

と良く言ってましたが、それを遺言として

受け取らせていただきたいと思います。


田伏さん、ありがとう!!!