かわなみから自動車で１０分くらい走ると
もう噴火湾に出ます。
噴火湾は、昔北海道・サハリン周辺の調査で
1796年(寛政8年)に来訪したイギリス海軍
の軍艦スループプロビデンス号の艦長
ウイリアム・ブロートンさんが、この湾を取り
囲むように当時盛んに煙を噴き上げていた
駒ケ岳や有珠山を見てVolcano Bayと言った
というのが由来ですが、
噴火湾は現在、ホタテの養殖が盛んで有名
でもあります。養殖は小さな稚貝のはしに穴
をあけ、いかだから吊り下げて３年から４年
かけて大きく育てて出荷するのですが、稚貝
も形の悪いものははねられてしまいます。
このはねた稚貝を時々知り合いが差し入れ
てくださるのですが、これを塩ゆでにすると
本当に美味しいのです。主食にもなりますし、
お酒のつまみにもなります。
もうこの作業（ホタテの耳ずり）が終わるので、
これが最後だよーと今日もいただきました。
さっそくゆでてお昼にいただきました。
今日はワイン輸入をしているオージー
のミックさんからのオーストラリアワインも
届きましたので、味見がてら外でランチです。
稚貝は身を取り、水菜とあわせ、オリーブオイル
塩コショウ、ラー油であえたサラダと、マッシュ
ポテト、ほうれん草、をトーストと一緒にいただきました。
ワインは西オーストラリアのアデレード産の
Mike Press Wine のソビニョン ブランですが、
辛口プラス程よい酸味でホタテのサラダに合って
いました。 幸せ、幸せ。
ミックさんのワイン販売サイトは
きょうから、釣りの方が５名様２泊でお泊りです。
頑張ってください。