この日は
京都を離れ、奈良へ。目的は興福寺で特別
展示をしている阿修羅像にお会いしたかった
からですが、1時間半以上の待ち時間プラス
寒いので即やめにしました。
ふだんは興福寺の国宝館などに展示されて
いる阿修羅像をはじめとする八部衆・十大弟
子像14体すべてが仮金堂に安置され
て見ることができます。
ただもともとは阿修羅様は もとは奈良時代に
建てられた西金堂に安置された本尊
の釈迦如来を守る形で 十大弟子とともに
八部衆の一人として、場所としては本尊の
左後ろに配されていたと言われています。
釈迦如来の前にはバラモンと言われる
小さなおじいちゃんが、それを聞けば誰も
がその道行きに後悔を感じるという銅鑼(どら)
の永遠の響きを聞いた八部衆・十大弟子像
の瞬間の表情がそれぞれの像に表現され
ているそうです。
阿修羅様の少し眉をしかめたあのお顔は後悔
だったんですね。
でも、あまりの列の長さにあきらめました
阿修羅様はすごい人気なんですね。
合掌
