だんだん、秋の気配濃く、やまぶきの鮮やかな

色合いに包まれる季節になってきました。


最低気温も10度をきる予報も出始めて

本格的に暖房が必要な季節になってきました。

本州は台風の影響下にはいっていますが

いかがでしょうか。


寒くなると恋しくなるのが温泉ですが、

体がぐーっと温まり、よく眠れます。


最近読んだ本で

「体温を上げると 健康になる」

斉藤真嗣(まさし)著

サンマーク出版


はとても参考になりました。


免疫力は体温が一度下がると、30%

低下するが、一度あげると

50%から600%増えるということ。

これは白血球の働きやすい

環境、白血球を運ぶ血流などのデータ

でわかったことだそうです。


体温を一日の中であげる工夫が

代謝をあげ、ダイエットもできる。

かわなみの岩盤浴にせっせと

通っておられる皆さんは

まこと「利」じゃなかった

「理」にかなっているわけです。


低体温は交感神経、副交感神経

といった自律神経のバランス

が乱れていることの表れだそうで、


薬の過剰な摂取も体にストレスを

与えてしまう。

風邪のひきはじめに風邪の諸症状

緩和という薬を飲むと、交感神経

を刺激し、血流を押さえ、結果

発熱を抑えるという理屈だそうですが、


体温下げること イコール 免疫下げる

であれば、逆効果もありえると言うこと

ですね。疲れている方が 鎮痛解熱剤

を飲むとさらに悪い結果になる可能性

が指摘されています。

免疫力をわざと下げてしまうからです。


風邪の引き始めこそ、お風呂にゆっくり

はいり、白血球が働きやすいコンディション

を体のなかに作ってあげることが何より


とのこと。

知人の名古屋のMさんはきっと「僕は酒で体温上げとるから」

とおっしゃるでしょうね。


著者は日本とアメリカをまたにかける

腕利きドクターのようで、

他にも「目からうろこ」の

情報が満載の本です。人生変わります。


がん治療に有名な温泉がありますが、

体を温めると言うこと自体が、治療に

プラスになるということは理論的

だということですね。