洞爺湖の湖面より下は、あまり知られていませ
んでしたが、昨今の外来ザリガニの話題などの
関連でニュース映像などで皆さんも目にされた
ことがある方おられると思います。
湖底には、どうしてこんなことになっているのか
と首をひねってしまう場所があります。
それらは洞爺湖一帯の100万年くらいから
最近までの火山活動の結果でもあります。
それらの水中の不思議な場所を、
ユネスコの世界ジオパークに認定された
こともあり、まず7箇所を
「洞爺湖水中七不思議」ポイントとして
紹介させていただきたいと思います。
現在、プロのカメラマンサミー氏が撮影を
進めていますので、いずれDVDなどにま
とめていただけそうです。
第1番目は、水中の木です。
私が入ったときは透明度がとても悪く、見える
範囲がせいぜい7,8メートルでしたので、
いずれ透明度の良いときに良い写真が撮れると
思いますが今日はこれで勘弁してください。
カメラマンが照明をつけて上のほうを撮影
していますが、この部分で水深18メートル
くらいです。この幹にそってまっすぐ降りてゆく
と根元で30メートルくらいになります。
他に数本の木が周囲にありますが、
まっすぐ上を向いているのはこの付近では
この木だけです。
水深30メートルというとビルの10階に相当します。
木ですから昔は陸上に生えていたものです。
10階分の水深に入ってしまったことが
不思議です。
この日はウエットスーツで入ってしまった
ので、めちゃくちゃ寒かったです。
水温は9.8度と出ていました。
なぜ不思議かは次回また。
このネタは当分続きます!!