7月2日、3日の日程で 「縄文シティーサミット」という
イベントが行なわれます
縄文人は自然との共生を果たしてきた文化で
自然に対する「感謝」と「畏敬」の念を持っていたと考えれらており、
これは現代に生きる私達が思い出すべき感覚だと思います。
1万年にわたって自然との共生を果たした縄文人の「心」をテーマに、
現代へ託されたメッセージを考え、縄文文化の魅力や歴史的意義などに
触れていく、というイベント。
7月3日は13:00すぎから洞爺湖文化センターでの基調講演を
かわきりに、各種イベントがもたれますが、この付近は
入り江貝塚、高砂貝塚北黄金貝塚など、縄文文化を伝える遺構
が点在し、研究者や愛好家の皆さんには有名なところだそうです。
ところで、昨年の夏と今年の春にこのブログで旧洞爺村地区の
亀岩のことを取り上げましたが、夏に潜って見たときにとても
不思議だったのは、周囲の岩とは全く違う表面の質感と
こんな四角い形でしかも、四角の真ん中当たりに、鳥のくちばし
のような出っ張りが突然あることでした。これって、人間かかわってない?
と素朴に思ったのですが、夕べこの付近のパン屋さんラムヤート
であった地元のアーティストによるコンサートの帰りみち、その話を
乗せてもらっていた友人サミーに話すと、「ああそうなんだよ」
「昭和22年に縄文の土器が浜辺で見つかり、その後の調査
で浮き見堂付近と亀岩の当たりは縄文の古跡との説があるんだわ」
洞爺村の古い資料を調べていただいてわかったんだけどねー」
と言われ、びっくり!! 亀岩は別としても、湖底に埋没している
と言われる遺跡は無理としても、普段水中に沈んで見えない
亀岩周囲をマップ化してみたいと
思います。俯瞰して改めて見てみると何か違うものが見えてくるかも
知れません。
縄文の時代、こあたりは今よりずっと温暖で住みやすい環境
だったようです、貝塚からでる貝の種類でわかるそうです。
これは春の水位が下がって、頭をだした亀岩です
水中はもっと面白いんですよ~
洞爺湖、奥が深いですね。

