最近オーガニックという言葉よくききますよね。
私の友人もオーガニック居酒屋というのを札幌市内で
経営していますが、大繁盛です。
九州の地鶏や、北海道の有機栽培の野菜を
美味しくかつそんなに高くなく提供しています。
かわなみも、今館内にエステルームを作っていますが、
名前はまだ決まっていません。
コンセプトはまさに「オーガニックエステ」なのです。
エステシャンの方に業界の裏話を聞くと長く勤務された方は
手の皮膚から防腐剤などの科学物質を知らず知らず吸い込んで、
それが体内に蓄積し他結果、筋腫や膿腫になる方が
ベテランエステシャンに多いという事(経皮毒というそうです)
をお聞きしたからです(この方もお客さんでした)。
近所の大型ホテルで6年エステシャンとして勤務された方は
ある日突然皮膚にひどい発疹がでて、皮膚科を受診しても
直らず、食事から科学物質をできるだけ抜いて
一年半たって完治したそうです。
決してエステティックサロンと病気を結びつけるわけでは
ありませんが、このような体験談を続けてお聞きできたので、
エステルーム開設にあたっては是非、お客様もそうですが、
スタッフにも良いものをと考えて、天然で、防腐剤や科学合成物が
ないものを使います。
またそう考えていると、そのような考えに共感して
くださる方がスタッフとして現れてくださいました。
そのようなこともあり、今回は床にも天然のチークを選びました。
北海道ですからそれらしくオークやパイン、でも価格から見ても
良かったのですが、個人的にエステというとやは南国の島の
高級ホテル内のエステというイメージがあり(貧困な発想ですね)
チークを選びました。
もちろん無垢のフローリングですが施工後保護と艶出しを兼ねて
チークオイルを塗らなければなりません。
昔、大航海時代は船の甲板のチークはチークオイルを時々塗って
あとは海水を掛けて磨いて日常のメンテナンスとしていたそうです。
「パイレーツオブカリビアン」にもそんなシーンがありましたね。
写真は張りあがったチークにオイルを塗っているところです。
当然私が作業しています。
ずいぶん色合いが違っていい感じです。
オープンしたらまたお知らせします。
ではまた・・・(北海道洞爺湖温泉宿 かわなみ館主)
