日本で唯一、本線なのに廃止された路線

全国32路線ありますが、その中で唯一、北海道を走る、名寄本線です。

名寄本線は宗谷本線の名寄駅から、オホーツク海沿岸の紋別を通って石北本線の遠軽駅に至る

138.1ｋｍの路線です。

1921年に全線開通しました。

当時は、旭川と網走方面とを結ぶ北海道北部のメインルートとして重要な役割を果たしましたが

1932年に石北本線の全線開通に伴い、様相が一変した。

それはなぜかといいますと、旭川から遠軽まで距離が半分近くになったからです。

北見・網走方面の列車はすべて、石北本線を通るようになり、ローカル線に転落してしまいました。

1989年に惜しまれつつ廃止となり。バス転換となっております。