少子高齢化、晩婚化、出生率の低下、県外流出と生産労働力人口の低下により、採用は今後益々難しくなってくるにあたり、人材獲得競争時代の到来と言われています。

 

そこで、インターネットがこれだけ普及しているなかで、自社採用のファンづくりがとても重要になってきました。

 

具体的に、どのようにファンづくりを増やしていこうかと思った時に、以下のフレームワークで考える手段があります。

 

【トリプルメディアリクルーティング】

①オウンドメディア

②ペイドメディア

③アーンドメディアー

 

①オウンドメディア(コンテンツの発信者)

自社で管理(コントロール)できるメディア

自社ホームページ、パンフレット 等

 

②ペイドメディア(コンテンツの仲介者)

広告費をかけて発信するメディア

リマーケ・リターゲティング広告、求人メディア、TV、ラジオ、新聞 等

 

③アーンドメディア(コンテンツの拡散者)

ユーザーも含めた参加者全員が情報発信者になれるメディア

SNS、キュレーションメディア 等

 

ちょっと横文字が多いことや、あれやこれやもあるので全てをやることは難しいです。ですが、この3つの掛け算が今後必要になってきますし、既に実践している企業も増えてきました。

 

1人で全てをやろうと思ったら膨大な量です。特に地方においては「人事部」や「広報部」が存在しないため、仕事の片手間で行わなければいけません。

 

近年では現場の社員が主導する「スクラム採用」という言葉が出てきました。役割分担を行い、全員でチャレンジしながら実行に移せていくことができたらと思います。

 

例えば、Aさんは写真が好きだからInstagram、Bさんは情報発信が好きだからFacebook。企業によってはスタッフにSNS手当を数千円出して情報発信をお願いしています。これは、少数精鋭こそ「ヒト」や「カルチャー」にフォーカスした情報発信が、大切になってきます。

 

「自社採用におけるファンづくり」を発信することは、自社の取り組みを整理し発信することなので、自然と現在働いている仲間へのES(従業員満足)につながるとも思います。

 

トリプルメディアリクルーティングの中で、自社でできているのかできていないのか整理をしながら、求める人材に情報を届けていきましょう。

 

継続する難しさもあるので、定期的にフィードバック・承認・評価を行うために、プロジェクト化してコミュニティをつくることも大切です。

 

ちょっと話しが散らかりました。自身の整理もしなくては。