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生糸先物30日最後の取引…115年の歴史閉じる(スポーツニッポンより) 人気薄の商品達

興味深いニュースがありました。


生糸先物30日最後の取引…115年の歴史閉じる

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090929090.html


生糸といえば、歴史上、群馬の富岡製糸場が有名ですね。富国強兵の代名詞ともいえる商品です。

現代では、生糸を扱う農家はほとんどいません。蚕業者もあまり見かけませんね。それがなぜ、今まで商品先物取引市場に残っていたのでしょうか。


実は、こういったほとんど取引のない商品と言うのが、商品先物市場には多数存在します。

例えば、鉄スクラップ、野菜、廃止された先ほどの生糸、冷凍エビ、軽油、等が商いの薄い(売買成立の少ない)商品です。ああ、そういえば野菜は、上場されたのもつかの間、2007年に廃止になってますね。


実は、このような商品がなぜ、商品先物市場の銘柄として存在しているのか、と問われると、答えられません。私も、わからないのです。同様に、プロと称している方々や外務員に聞いてみてください。具体的に答えられる人は少ないと思います。


このような商品は、あまり手を出すのはお勧めできません。なぜなら、極端に商いが少ないため、じぶんん注文だけでも、相場価格に影響を及ぼす可能性があるからです。全く売買のない商品に突然、100枚の買い注文。売りがなければもちろん成立しませんが、簡単にストップ高までいくかもしれません。


裏を返せば・・・価格操作も、できないわけではありませんね。あらかじめ商品を買っておく→他人(客)に大量の買い注文を出させる→価格が上がったところで売り抜ける。

これは禁止されていますが、果たしてどうなんでしょうか。今も、全く人気がないのに、何故か売買が成立している商品があるのは、事実です。



商品先物取引でのトラブル・被害相談

『解決!先物被害』

http://k-sh.com


自己責任と過失の割合

よく、相談のお電話で被害者の方がおっしゃられることがあります。

「悔しいから全部取り戻したい」「え?3割くらいしか戻ってこないの?」「全部戻ってこなきゃ嫌だ」


お気持ちは十分わかります。ですが、よく考えてください。

「いい相場ですよ。すごいチャンスですよ」「こんなチャンス逃してどうするんですか」「必ず、利益を出しますよ」

甘い言葉に誘惑されて、心が動いてしまったのも事実ではないでしょうか。


相場と言うものは、どちらに動くかは誰もわからないのです。世界一有名な投資家、ウォーレン・バフェット氏ですら、ここ数年で信じられないような莫大な損失を出しています(それ以上に利益を出し続けてきましたが)。一介の営業マンが、相場を確実に読めるのでしょうか。そんなことなら、営業なんかしないで自分の全財産をつぎ込んで今頃は悠々自適に暮らしてるのではないでしょうか?


勧誘する側に非があったとは言え、契約した以上、貴方にも絶対的な責任が存在するのです。それを忘れていはいけません。外務員が問題行為を重ねていたとして、もしも、それでも相場が上手くいって何千万もの利益が出ていたら、貴方は苦情を申し立てていますか?言ってはいないはずです。

「10万円儲かればいいのに、無断でめちゃくちゃな売買をされて5000万の利益が出てしまった。訴えてやる」

こんな人はいないでしょう。


でも、それが損失だったら何かしらの手を打ちますよね。それは間違いではありません。ただ、自己責任を忘れないで下さい、といいたいのです。


外務員は、あくまでも営業です。顧客を勧誘し、沢山のお金を預かることで成績を上げ、会社から給料を貰っています。会社は、顧客の売買の手数料で利益をあげています。売ってる人がいれば、買ってる人がいます。100万円の利益をだしている人がいれば、100万円損している人がいます。よく、考えてください。


その上で、おかしいな、納得がいかないなと思えば、取り戻す行動に出ればいいのです。


先物取引における被害・トラブルのご相談は

『解決!先物被害』

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8社が経常赤字 直近4ー6月 上場商品先物企業 

日刊工業新聞 8/18付記事

商品先物取引9社の4―6月期、8社が経常・当期赤字

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020090818ddag.html


上場する商品先物取引9社の2009年4―6月期連結決算は国内商品先物取引市場の出来高低迷を受け、投資顧問事業が主体のアストマックスを除く8社が経常損益、当期損益とも赤字となった。10年3月期通期業績については予想を公表している4社とも市況に下げ止まりの兆候が見られるとして、期初の予想値を据え置いた。
 勧誘規制強化などによる市場収縮や景気低迷による投資家の市場離れが進み、4―6月の国内4商品取引所の合計出来高は前年同期比32・9%減の856万枚と大きく落ち込んだ。
 このため各社が主力収入源とする委託手数料が減少したほか、自己売買(ディーリング)益も市場流動性の低下が影響し低迷。また収益源の多様化の一環として力を入れる外国為替証拠金(FX)取引も、金融不安の影響や、予測しづらい相場展開を背景に、投資家が取引を手控えおおむね低調だった。




上場している商品先物業者の今現在の状況ですね。主力収入源が「委託手数料」であることに、この業界の限界を感じずにはいられません。上場9社ですから、規模は大きな会社です。先物以外の事業で会社を持ち直しているところもあるようですね。

ただ、先物会社は非上場企業も多くあります。毎年黒字決算を発表しておきながら突然の破産発表といったケースもあります。どちらにせよ、商品先物業界は厳しい状態であることに変わりはないのです。


オンライン取引の充実と、更なる市場拡大を精力的に、業界全体で行わないと、このままではどうなるか。予測がつくでしょう。


世界陸上ではボルト選手が常識を覆す走りで周囲を驚かせています。先物業界にも、みんなをあっと言わせるような驚きを与えてくれる企業が現れて欲しいですね。



『解決!先物被害』

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