私が一番がんばったとき


私が一番がんばったとき

私はとにかく泣いた

お腹が空いたときやおしめを替えてほしいとき

誰かの気を引くことに一生懸命だった


私が一番がんばったとき

私はひたすらに大人に従った

自分で考えることをせず

優等生であろうと一生懸命だった


私が一番がんばったとき

私は大人に従わなかった

自分の考えを絶対条件とし

大人の話など聞きもしなかった


私が一番がんばったとき

私は目標に突き進んだ

視界はかつてない程悪かったが

何も考えずにひたすら走った


私は今までがんばってきた

他人からどう見えるかは知らないが

自分なりにはがんばった

これからも今まで以上にがんばらなくてはならない

自分なりに 人生を無駄にしない為にも


※”わたしが一番きれいだったとき”(茨木のり子)という詩をご存知ですか。スクーリングでこの詩を勉強し、自作の詩を作りました。

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