またすっかりご無沙汰しました。

世の中、ずっと落ち着かず、切ない日々が続いていますが、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。


さて、今日は良ちゃんの闘病中に聞いて、忘れられない歌のお話。


一曲目は、「涙そうそう」。

良ちゃんの初発の時なので、もう20年近く前ですね。記憶もうろ覚えなのですが、テレビ番組で、良ちゃんと同じ病気、神経芽腫でお子さんを亡くされた人が江原啓之に相談していたシーンで、かかってた曲なんです。


いつか、良ちゃんがいなくなってしまう日が来るのだろうかと不安でたまらなくなった気持ちとその曲がリンクして、今でも、涙そうそうを聞くとちょい泣いてしまいます。


というか、自分で歌うと泣くのです笑。


一番星に祈る〜の箇所で。


二曲目は、「花火」ミスチルのです。ドラマ「コードブルー」の主題歌。良ちゃんは、このドラマが好きでした。良ちゃんのお風呂上がりに、体に保湿剤を塗りながら、思わず聞き入ったその歌詞


さよならが迎えに来ることを
最初からわかっていたとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
何度でも君に逢いたい
めぐり逢えたことでこんなに
世界が美しく見えるなんて
想像さえもしていない 単純だって笑うかい?
君に心からありがとうを言うよ


もし、良ちゃんがいなくなってしまった時に、この曲を聴きたら、どんなに悲しくなるだろうと思ってしまったのです。


そして、それは現実になりました。


たとえ、良ちゃんに嫌がられても、もう一回どころか、何度でも良ちゃんを抱きしめれば良かった。


と、この曲は、聴くたびに、鼻の奥がつんとします。



良ちゃんと花火をした最後の夏。もう12年も前になりました。


会いたいです、良ちゃん。