本当にすっかりご無沙汰したら、一昨日のPVは、なんと3。
それでも、0ではないのがありがたいですね。
三連休、千葉の台風被害に胸が痛くなります。
千葉には、父母、妹家族が住んでいます。
お陰様で、彼らば無事でしたが、妹家族の家は、猛烈な雨漏りで大変なことになりました。台風翌日には、ご近所のお友達が皆さん手伝いに来てくださって、すっかり元通りになりました。
ありがとうございました。
私は何もできませんでしたが、三連休の初日、様子を見がてらお見舞いに妹の家に行き、その足で少し離れたところに住んでいる父母のところにもよってきました。
妹の家は、何事もなかったようにキレイになっていましたが、庭の藤棚が根元から倒れ、今回の台風の猛威を改めて目の当たりにしました。
父母には、敬老の日ということもあり、鰻を買って行きました。
「鰻なんて、なん年ぶりかしら」
母は、それはそれは嬉しそうでした。大学芋もお土産に持って行ったのですが、父は大学芋大好き。
2個食べて、3個目を食べるところで、
「鰻があるから、これで我慢しよう」
と。なんか、日頃の親不孝をしみじみ感じて、涙出そうになりました。鰻は、もちろん、私にとっても高級品ですが、こんなに喜んでくれるなら、もっと前に買って行けば良かった。
そして、話題はにいにのことに。
「どうしてる?元気?」
との問いに。実はね、、、
と、その前の日に、にいにのことをものすごーく怒ってしまった話をしました。
昨年の今頃、就職した会社を辞めて、それから一年、会社には入らず、アルバイトを掛け持ちで朝から夜中まで働いているのですか、そんな生活からそろそろ一年が経ち、本人もこれからに向けて色々考える時期らしく、、、
そんな話の流れから、結局喧嘩になってしまいました。高校三年生の時にほぼ同じ同じ内容で揉めたことを思い出し、また、千葉の叔母さんやじいじ、ばあばのことを全く心配していない、自分のことばかり考えてる姿勢に腹が立ち、ついついきついことを言ってしまったのです。
その話を聞いた父から
「怒って言ったことは人の心に届かない。大事な話は、落ち着いて、普段の生活の中でするものだ。怒って言ったって、怒られたことしか、相手は覚えていない」
と言われました。
「普段の話でもしてるのに、全然、聞いてないから」
と答えると、
「それでも、怒って話すのはダメだ」
と、注意されました。
久しぶりに、親の話が堪えました。
その通りです。
親のことを褒めるみたいで恥ずかしいですが、私の父母は、私や妹に面倒をかけないように、身の回りを少しずつ整理して、生活規模を小さく、慎ましく暮らしています。
エクセルで家計簿をつけ、収入である年金と、普段の暮らしの支出でプラスマイナスを把握して、自分たちの貯蓄があと何年持つか、きちんと計算しています。
にいにのことを言うまでもなく、私自身も自分の仕事のことで日々いっばいいっぱい、親のことをはついつい後回しにしている親不孝者。
そりゃ、長い年月の間には、親に対して文句や不満を抱いたことも沢山あります。
でも、もし、自分が今の親と同じ歳になったとして、あんなに、身綺麗に生きていられるかなーと、今となっては頭が下がる思いなのです。
なーんてことを考えた三連休でした。
知り合いの方が、南房総に住んでいらして、メールでやりとりしました。
高齢のお母様と一緒に頑張っていらっしゃいます。
今回の台風で、現代社会の様々な問題点を肌で感じているそうです。
こんな時にも、何をすればいいのかわからない私。
いい歳をして、不出来な自分が恥ずかしいのです。
良ちゃんが呆れていますね。