急な日帰り出張で、今、京都にむかっています。京都滞在時間は3時間弱の予定で、おそらく紅葉がキレイな頃でしょうが、観光はお預けです。残念。
とはいえ、移動中はのんびりです。
読書したり、こうやってブログ書いたりと贅沢な独り時間を楽しんでおります。
車内に泣いてる赤ちゃんがいて、ママがデッキに移動してあやしています。
お子さん連れは、大変ですよね。泣いてる赤ちゃんもきっと何かしらガマン出来ないことがあるんでしょう。大変ね。
さて、またまた私の話で恐縮です。
私は、もうかれこれ一年以上にわたり、毎週末にジムに通っています。
週末を自分のためだけに過ごすのって、独身時代以来です。
独身時代は、独りの週末がさみしかったこともありました。
結婚して、家族と一緒でさみしくなくなったのに、家族のためにしなければいけないことに追われてる気分だったこともありました。
良ちゃんが病気になって、小学一年生のにいにを置いて、病院に通いつめていた頃は
家族で過ごすなんでもない時間が尊いのだと気づきましたが、
良ちゃんが元気になって、にいにと良ちゃん二人を野球チームに毎週末連れて行ってた頃は、家事と子育て、仕事、そして週末も一日グランドでヘトヘト。いつもゆっくり寝たいと思ってたものです。
良ちゃんが再発した時。
ヘトヘトだと思っていたことなんて、本当はなんでもなくて、息子たちが元気で野球できて、家族揃って暮らしてる日々のありがたさを思い知ったものです。
その頃は、いつも良ちゃんがいなくなってしまったら、という恐怖に震え、病院から会社、仕事場から病院へと、一刻も早く着くようにと焦りまくっていました。
先の予定を誰かと約束をすることはもとより、明日が無事にくることを祈り続ける日々でした。
良ちゃんが、あちらの世界に行ってしまった時のことは、言うまでもありません。
あんなに、追い詰められていた毎日の病院通いが懐かしく、もうどこに行っても良ちゃんに会えないという現実はなかなか受け入れることができませんでした。
いつまでも仕事をしても、大丈夫なことが不思議でした。
そんな頃、当時92歳の義母が倒れます。
平日は、なかなかお世話出来ない私は、毎週土日に義母の元に通う日々になりました。
そんな生活が10ヶ月ほど続き、義母が他界したあとは、にいにの高校生活最後の野球の応援に明け暮れました。
そして、にいにが野球を引退して、週末は自分のためだけに過ごせる時間がやってきたのです。
仕事も、プライベートも、ほぼ自分の都合で予定が立てられるようになりました。
そして、ジムに通い始め、こうやってずっと続けていられる日々。
こんなに、自由で好き勝手な時間を過ごしてかれこれ二年。
こういう日々が続いていることが奇跡のようにありがたいと改めて思うのです。
なんだか、申し訳ないような気分だし、こんなことがいつまでも続くのだろうと不安な気持ちになったりもします。
過ぎていった時間は、尊くかけがえのないものですよね。
私はいつも、かように振り返っては、過去の時のありがたみを思い知るのですが、
今、この瞬間の大切さを、ちゃんと実感したいとつくづく思うのです。
そして、人生にゴールはなく、いつも途中なんだなとも思います。
だから、「今を味わうこと、精一杯取り組むこと」が私のすべきことだと、自分に言い聞かせております。
この気持ちを独り言のように書き残したくなりました。
つまらぬ話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
こうやっている書いてる間に、泣いていた赤ちゃんは落ち着いた様子。可愛い笑い声が聞こえてきました。良かったです。
最後に、このところ、お子さんが闘病中のママのブログを拝見したり、コメントをやりとりを多々させていただいたりしています。
天使ママとの交流もあり
みなさん、本当に色んな気持ちを抱えて、それでも前を向いて頑張っていらっしゃるご様子に頭が下がります。
やりとりさせていただいている方以外にもブログを読ませていただいてる方へは、
コメントを残したりしてませんが、陰ながら応援させてもらってますね。