- 以前にもこのブログに書いたことがありますが、
良ちゃんが入院中に「タイラー基金」というNPO法人に
大変お世話になりました。
お子さんを乳児白血病で亡くされた日本在住の米国人女性が
小児がんと闘っているお子さんやそのご家族がよりよい生活を
送れるようにサポートするために立ち上げた基金です。
ママも良ちゃんが天国にいった後、いま頑張っているお子さんたちの
お手伝いなにかできなかなあと思いながら
結局、なんにもできていない現状で、、、、、
恥ずかしい限りです。
そのタイラー基金が提供しているプログラムのひとつに
「シャイン・オン!セラピードッグプログラム」
というのがあります。
セラピードッグの本場(そういう言い方は変かな)のアメリカ(正確にはハワイですが)
で訓練を受けた、オーストラリア生まれのゴールデンレトリーバー、ベイリーが
静岡県立こども病院に、セラピードッグとして常駐しています。
常駐というは、毎日いる、ということです。
日本で、小児病院に常駐するセラピードッグはベイリーが初めてだそうです。
我が家には、コージーというラブラドールレトリーバーがいます。
今、10歳で、良ちゃんが4才になるすこし前に我が家にやってきて
良ちゃんは、コージーと大の仲良し。
病院でも、いつもコージーのお話をしていたので
お医者さんや看護師さんの間でも
コージーは有名です。
「あー、コージーに会いたい!」って入院中は
よく言ってたね。
コージーに限らず、犬が大好きな良ちゃん。
もし、病院に毎日ワンちゃんがいたら、
どんなに良ちゃんは喜んだだろう、、、
大きな犬にも物怖じしないで、
嬉しそうに遊ぶ良ちゃんの姿が目に浮かんで
入院生活が、もっと充実したものになったのではと
思ってしまいます。
この、セラピードッグプログラムは、本当に素晴らしい活動だと思うのです。
静岡県立こども病院でのベイリーとお子さんたちのことが
本になるそうです。
「ベイリー、大好き セラピードッグと小児病院のこどもたち」
という本です。
ベイリー、大好き セラピードッグと小児病院のこどもたち/岩貞 るみこ
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今は、小児病院に常駐するベイリーのような犬は、一匹しかいないそうです。
この活動の素晴らしさが、多くにひとに伝わって
もっともっとベイリーのような犬が病院にいるようになって欲しい。
心からそう願っています。