※これから書くことは調べなおしていないので数字に若干の誤差があるかもしれませんが大筋で間違っていないと思います。
日本が韓国への報復として検討している日韓通貨スワップの停止又は延長しないという措置。
韓国は『大して影響は無い』と強がっていますが、もし本当に影響は無いと思っていたらバ〇ですが。
そこそこの影響が出ます。
韓国の対外債務(=借金)は3800億ドルぐらいです。
韓国の外貨準備高(=貯金)は3000億ドルちょいです。
そのうちに換金性の高いのは800億ドル程度です。
200~300億ドルはIMFの拠出金などで換金しようと思っても政治問題が絡んで大変です。
残りの2000億ドルはファニーメイ債やCDS債などです。
それらの詳細は書きませんがハイリスクハイリターン商品です。利息は高いけどリスクも高いと。
恐らく韓国当局は簿価(=買った時の値段)で計算していると思います。現在は価値が大分下がっていると思われます。
単純に計算しても債務国なのに時価(=現在売ることができる価格)で厳密に計算すると韓国はなお一層の純債務国です。
韓国は日本との700億ドルの日韓スワップを締結しています。
中国とは確か500億ドルのスワップを締結しています。
単純計算
借金 3800億ドル - (所持金 3000億ドル - 借りることができるお金(日韓スワップ+中韓スワップ)1200億ドル)=プラス400億ドル
時価で計算(2000億ドルが簿価の80%の価値しかないという計算・恐らくそれぐらいの価値しか現在はない)
借金 3800億ドル - (所持金 2600億ドル - 借りることができるお金(日韓スワップ+中間スワップ)1200億ドル)=プラスマイナス0
日本がスワップを止めるということは韓国はかなりきつくなります。
この規模のスワップを受けられる国は日本・中国・ドイツぐらいです。
ドイツはEUの縛りがあるので実質的には無理でしょう。
故に韓国は中国に頭を下げて頼まなければいけなくなります。
中国が日本と同条件で1000億ドルを超えるスワップを受けてくれるとは全く思えませんし韓国は政治的な譲歩を強いられるでしょう。
また、韓国国債ももっと高い利子を払わなければ受けてはなくなります。
単純に言うとただでさえ自転車操業なのにそれが悪化する。
数字の面からも明らかなように片山さつき先生が言う日韓スワップ停止は韓国に一定以上の打撃を与えることができるので断固として指示いたします。
韓国の方々が中国に政治的譲歩をし中国の経済植民地同然になることを望まれるのでしたら好きにすれば良いと思います。