さて、元嫁から催促もされていますし、お盆の予定を決めなければなりません。しかし長男は私が大人の事情で一緒に元嫁の実家に行けないことを告げると激怒。


一瞬、私も元嫁の実家に行くことを考えます…

なにかの間違いで私が実家に入ったとしたらどんな空気になるのでしょう…一国の王のような扱いを受けるかもしれません。


というわけで私は行くわけにはいかない。いやどんなおもてなしをされても嫌です。


元嫁の実家の話を長男にするのは避けてましたが、重い口を開けます。


「どうする?お盆。〇〇(元嫁の実家の地名)行くか?」

長男「行くわ。トトはどうせ行かないんだろ?」

「うん。」

長男「クソ親父。俺一人で行くわ」


小学校低学年なりに数日考えて落ち着いたのでしょう。すんなり行くことを決めたようです。


さて、行くのは良いですけど、どうやって行く気なのでしょう。私が泊まりもしない元嫁の実家に往復10時間もかけて行くのでしょうか…?


いえいえそんなことはしません。なんと元嫁は車を買ったようです。間男…まぁそろそろ彼氏と呼ぶべきなのか知りませんが、彼氏は債務があるのでローンを組めないはず。


元嫁名義で車を買ったようです。ちょいちょい連絡をしている長男にさりげなく聞くとラインを見せてくれました。


元嫁「〇〇ー!(長男の名前)母ちゃん車買ったよー。ナンバーは****にしたよー」


そうなんです。元嫁は車のナンバーを長男の名前の語呂合わせにしていたのです。


微妙に恐怖を覚えながら、その車で迎えに来る日を待ちます。


しかし、さすが元嫁…当日に大どんでん返しが起こります……