さて初めての面会も終盤、最寄駅前で別れ際、長男が言ってきます
長男「母ちゃんも一緒に家に帰ってもいいでしょ?」
私は、ぼやかしたような表現で、
私「母ちゃんは悪いことしたから一緒には暮らせないんだよ」
といいます。
長男「悪いことってなに?」
私「まあ俺を裏切ったかな」
長男「もういいやん。今日だって母ちゃんはトトさんの役に立ったでしょ?俺たちの面倒みてくれて、そのおかげでトトさん買い物できたやん」
・・・小学校低学年なのになかなか筋の通った意見です。確かに大人がもう一人いると生活はラクになるのですが、私にとってこの元妻という大人はいてもラクにはならない存在なのです。
私「この人も向こうで仕事して忙しいからこっちでは暮らせない。お金稼いでもらわないとだめなんや。ダメなもんはだめ。さあここで早くお別れして」
視聴率低迷ドラマのような終盤の展開の速さです。そこで、元妻は視聴率低迷原因となった三文芝居を始めます。
元妻「最後、母ちゃんとギューしよ」
こんな、主婦たちが晩御飯の準備に集うスーパーの真ん前で…?
次回最終話です。