さて、本日より新しい話スタートです。


 妻の衝撃の不倫自白…その夜の続きです。

私「相手はジムででも出会った人かい?」

妻「会社の人、〇〇」

…相手の名字まであっさり言いました。その方ですがまぁ会社で失敗ばかりする方で、遅刻なども多くいわゆるダメ男として、良く夕食の会話に挙がっていた人です。

私「どれくらいの期間?」

妻「1年くらい」

 まぁまぁ長いなと!私の予想より長くて、そこは少し驚きました。

私「好きなんだねその人のこと」

妻「好きというか…久しぶりにグイグイ来られて一緒にいたいといってくれる」

 …このあとも色々質問しましたが、かなり色ボケしている状態のようです。

私「ほいで、別にこの家出ていかなくても今まで通り続けてたらいいんじゃない?子供もいるんだし…離婚はするとして」

 …ちょっと今後も出てくるのですが、同居離婚の道もあるのかなと。まぁこの時点でもかなり私としては一緒にいるのも嫌なのですが、子供ファーストで考えるとこの道も選択せざる負えないわけです。しかし妻が続けます。

妻「〇〇、遅刻のし過ぎでとうとう会社をクビになって明日引っ越して別の所で働く」

私「どこに引っ越しするの?」

妻「△△県」

 …かなり遠方へ引っ越すようです。聞いた瞬間何回か乗り換えるくらい。電車でいくと最後は何鉄道になるかも分かりません。車で6時間くらい。深夜バスで行き来するような県です。いわゆる関西と関東の距離です。

私「どうしてまたそんなとこに…

妻「彼の昔のツテがあるらしい。彼にも付いて来て欲しいと言われている。」

私「それで、その〇〇のために、△△県に行きたいから仕事もやめるわけね…まぁそれなら仕方ないわなぁ」

妻「一生連れ添いたいって、言ってくれてる」 

 …まぁこんな状態なので私には止めることもできません(この時点では止めたくもないのですが)。もう目が完全に恋愛している目といいますか…漫画でいうと圧倒的に目が♥です。もう母親の目じゃないですよね。とりあえず、次の日も仕事、子供達も学校や保育園があるのでこの日はとりあえず寝ました。その後ももう子供寝てるのにわざわざ和室を開けて

妻「本当にいいの?いいのかなぁ?」などちょっと浮ついた声で言ってきたのでまぁまぁ頭に来ましたが、とりあえず不貞行為があったというのは事実なので、私も冷たくあしらって寝ました(今後のことを考えるとなかなか寝付けませんでしたが…)。この日の結論は、

離婚して、子供は私が面倒をみる。妻は△△県で間男と暮らす。

 ということに落ち着きました。翌朝も会社に行く前に、

妻「本当に良いの?本当に?」

などと、自分に原因があることを棚に上げたような言動だったので、今後も何度もこういった言動が出てきます。選択を人にさせるクセがあるのです。

私「そりゃあ1年以上も不倫してこうなったんだから離婚は離婚でしょ」と冷たく言い放って家を出ました。


…しかしその後夕方、会社終わりの私に妻からこのような謎のラインが来ました。

あなたが私に関心を持つことって私が変わればあるの?

やっぱり子供も大事だし、あなたが大変になるのもわかるし、それを押し付けたら無責任すぎるし、許されないと思うの。

子供のこと考えたらとくに。

私がしたことはあなたにほんと申し訳ないし、許してほしいとか言わないけど、こんなに話し合わずに簡単に終われるもん?


 まだまだ話し合いをさせられるのです…次回に続きます。