BLになります。
いちごです🍓
『やっとくっついたんですね。』
楽屋に入るなりニノに言われて、びっくりした。
『あれ?違いました?おじさん鼻歌歌って、機嫌がすこぶる良かったんで、潤くんといい感じなのかなって思ったんだけど。』
『鼻歌?、、っていうか、やっとくっついたってどういう意味?』
『えっ?いやぁだって、おーのさんはずっと潤くんが可愛くて可愛くて守りたくて仕方ないを丸出しだし、潤くんだって彼女居たっておーのさん目の前にすると目線で追ってるでしょ?』
『俺、目線で追ってた?』
大野さんが俺を可愛いって思っていてくれたことは本人から聞いたけど、、目線?あ、、最近は確かに目で追ってたけど。
『ええ、ずっと前からね。』
『え?ずっと前から?』
『そう、、まぁ無意識っぽかったから潤くん自身は分からないんだろうけど。』
『マジか。』
『マジです。だから、想いあってる2人がくっついて、まぁメンバーとしては嬉しいんですよ。』
『そ、、、か、、、ありがとう。』
『いいえ。ただ、、お気に入りを取られたみたいで不満はありますけど、、ね。』
『お気に、、入り?』
『はい。おじさんと俺はとっても仲良しなので。^ ^💢』
あ、、、これはなんだ?
ニノ、嫉妬してる?
なんか怖いかもΣ(゚д゚lll)
『ニノ、あまり潤をいじめるなよ〜』
『翔ちゃん、別に俺はいじめてませんよ。』
『そうか?嫉妬はいかんぞ〜』
『してません〜』
『なになに〜楽しそう、まぜて♪』
『雅紀おはよう。潤が智くんといい感じになったんだってさ。』
『翔ちゃんほんと?よかったね、潤ちゃん♪』
『あ、、うん、、ありがとう。』
『ねぇねぇ、おーちゃん雄感強そうだけど、、襲われちゃったの?』
『へっ?あ、、いや///』
『雅紀、いくら智くんが雄感強くても体格差があるだろ?』
『そっか!じゃあ潤ちゃんが攻め?くふふっ。』
『攻めとか雄感とか煩いよ、あいバカ!』
『なんだよ〜おーちゃん取られたからって当たるなよ〜』
話が変な方向に行っちゃったけど、俺はどうしたらいいかな、、なんて思ってるとグイッと腕を引かれた。
『潤、時間まで膝貸して。』
そう言って俺をソファに座らせ、俺の膝に頭を乗せすぐに寝息を立て始めた大野さん。
ニノは不貞腐れて(?)ゲーム。
翔さんはカフェラテ片手に新聞。
相葉くんは不貞腐れニノにちょっかい出して楽しそう。
そして、、
楽屋のテーブルでパソコンを叩いて難しい顔をする俺の膝にはスピスピと鼻を鳴らしながら眠る大野さんっていう珍しい光景を見て目が点になっていたのは、収録の時間を知らせに来たマネだった。
『あの、、二宮さんと大野さんケンカされたんですか?』
なんて、翔さんに聞いてた。
『あぁ、、大宮くくりで扱って問題ないけど、たまにこうなるかもね♪』
と、俺、、と、大野さんを指差して言った。
ずっと俺を好きで居てくれて、、
反抗期みたいな時も、俺に文句言われながらも片時も離れず守ってくれた。
俺が酔って大野さんにキ ス したから分かった気持ち。
俺も大野さんが好き。
これからは、俺に守らせて。
一緒に幸せになろう、大野さん。
おしまい♡
momo