こんにちは、

 

日本で一番ホーセンブースの商品が揃っているK-PROJECT通販サイトの店長です。

 

今回は、ネットショップで指輪を買う際に問題となる、指輪のサイズの問題を取り上げます。

 

日米のサイズの比較、簡単なサイズの測り方、及びサイズ直しをテーマに解説いたします。

 

それでは早速始めましょう。

 

 

日本のサイズ表示「号」 とは

 

指輪にはサイズがあり ます。指輪選びでサイズはとても重要です。

 

なぜなら、小さな サイを無理にはめると、 外れなくなっ たり、 痛くなっ たりします。 

逆に大き過ぎると、 ぐるぐる回ったり、 知らないうちに落としてしまったりするからです。

 

日本では、 指輪のサイズは一般的に「 号」 で表します。 

 

1号の指輪の内径( 内側 の 直径) は13 ㎜、 内周は40. 8 ㎜です。 

そのあとは1号増すごと に、 内径は3分の1 (約 0. 33)㎜、 内周は約1.04 ㎜ずつ増えていきます(下表)。

 

 

 

 

この「 号」 は、 JCS( ジャパンカスタムサイズ)とも呼ばれています。 

日本独自のサイズ表記で万国共通ではありません。

 

日本の11 号の指輪は、アメリカの指輪の11号と同じ内径・内周 ではありません。

ショッピングの際には注意が必要ですよ! アメリカの11号は、なんと日本では24号になるのです!!

 

指輪のサイズが簡単に測れるリングゲージとは

 

 

 

自分に合った指輪のサイズは、リングゲージで簡単に測れます。

 

リングゲージとは、号ごとに指輪上の金属の輪がセットになったものです。

下は1号から上は50号程度までがセットになっています。輪にはそれぞれ号数が刻印されています。

ひとつずつ輪を指にはめていって、入りやすく抜けにくい輪が、その指の号数というわけです。

ちなみに、日本女性の婚約指輪(薬指)の平均サイズは、9、10、11号と言われています。

 

紙や糸を使って測る方法

 

リングゲージを持ってなくても、身近にあるものを使って、手軽にリングサイズを知る方法があります。

どこの家にもあるもので、簡単に自分のリングサイズを知ることができるのです。

 

紙や糸で測る方法ですが、ここでは紙を使った方法を紹介します。糸で測る方法も基本的には同じです。

 

■ 用意するもの: 細長い紙、定規、ペン

 

指のサイズを測る手順は以下の通りです。

 

 

1) 細い紙を指の中で一番太くなるところに巻き付ける

2) ペンで印を付ける

   紙を巻き付けて重なった部分にペンで印を付けます。細いペンで印を入れればが正確に測れます。

3) 定規で長さを図る

   定規で印を付けた二箇所の間の長さを測ります。これが円周になります。

4) 円周表を見て、リングサイズを知る

 

3)で分かった指の円周の長さをしたの円周表に当てはめれば、自分のリングサイズが分かります。

ちなみに、内径表は自分が持っているリングの内径を測って、リングサイズを知りたいときに使います。

 

 

 

 

 

 

指輪のサイズ直しについて

 

購入前に、注意して指のサイズを測ったとしても、後で自分の体型が変わって指輪が合わなくなり、

サイズ直しが必要になることもあると思います。

 

以下では、サイズ直しにかかる期間と費用、それにサイズ直しを考慮した指輪の購入時での留意点を説明します。

なお、指輪のサイズ直しはジュエリーリフォーム専門店でできます。

 

指輪のサイズ直しにかかる期間

 

指輪のサイズ直しにかかる期間は1〜6週間と考えた方が良いでしょう。

 

指輪のデザインや素材、ショップによってサイズ直しにかかる期間が異なりますので、

依頼する際に必ず確認してください。

 

指輪のサイズ直しにかかる費用

 

指輪のサイズ直しにかかる費用は、デザインや素材によってさまざまです。

 

特にゴールドやプラチナなどの貴金属の場合は、金属の相場によってサイズ直しの費用が

変動する場合もあります。

 

また、一般的にサイズを小さくするよりも、大きくする方が費用はかかります。

ただし、これもデザインによって異なるため、ショップで見積もりを依頼して確認してください。

 

指輪のサイズを大きくするためにかかる費用は大体以下の通りです。

 

  • 一般的な結婚指輪位のもので、『基本料金3,000円~5,000円前後+1号大きくする毎に1,000円位~』です。
  • 普通、基本料金の中に、1号大きくする地金代も含まれています。
  • 2号目から1号大きくする毎に、地金を足すための費用がかかります。
  • 通常の3mm程度の指輪のサイズを大きくする場合と、幅が広く厚みがある指輪を大きくする場合とでは、使用する地金の量も違うため、サイズ直しの費用も異なります。

 

指輪のサイズを小さくするためにかかる費用は大体以下の通りです。

 

  • 一般的な結婚指輪位のもので、『基本料金3,000円から5,000円前後』です。
  • 指輪のサイズを小さくする場合は、大きくする場合と異なり、地金を足す事はないので金額も基本料金のみで出来ることがほとんどです。
 

指輪の素材別サイズ直しの値段

 

サイズ直しが出来る指輪の素材はプラチナ、金(ゴールド)、シルバーです。

プラチナの場合

  • プラチナ900の指輪のサイズ直しの基本料金の目安:『3,000円から5,000円前後』
  • 男性がするようなとても厚みや幅があり、しっかりとしたデザインの指輪になると7,000円以上になる場合もあります。
  • 小さくする場合は、基本料金でサイズ直しが出来ますが、大きくする場合は、小さくする値段に大きくする号数の素材代がプラスになります。
  • 素材の値段は幅の細いもので『1号大きくする毎におおよそ1,000円前後~』です。
  • 幅広く厚みがある指輪の場合は、指輪のサイズを大きくする際に素材を多く足す為に金額も高くなります。

金(ゴールド)の場合 (ゴールドにはイエローゴールドの他にホワイトゴールド、ピンクゴールドなどがあります)

  • 18金(K18)の指輪のサイズ直しの基本料金の目安:『2,500円前後から5,000円前後』
  • プラチナ同様とても厚みや幅があり、しっかりとしたデザインの指輪になると7,000円以上になる場合もあります。
  • ホワイトゴールドの場合、ロジウムメッキを施すため『別途2,000円~5,000円前後』が必要です。
  • プラチナ同様、小さくする場合は基本料金でサイズ直しが出来ますが、大きくする場合は小さくする料金に別途素材代がかかります。
  • 素材の値段は幅の細いもので『1号大きくする毎におおよそ1,000円』です。
  • 幅広いデザインや厚みのある指輪は、素材を使用する量が増えるので金額は高くなります。
 
 

シルバーの場合

  • シルバーの指輪のサイズ直しの基本料金の目安:『2,000円前後~3,000円前後』
  • プラチナや金(ゴールド)の指輪と同様に、小さくする場合は基本料金でサイズ直しは出来ますが、大きくする場合は『1号大きくする毎に500円前後~1,000円前後かかります。
  • シルバーの指輪にいぶし加工やロジウムメッキをかける場合は『別途2,000円~5,000円前後』かかります。
 

 

永く愛用したい指輪であれば、購入前にサイズ直しが可能なデザインかどうかを確かめておくのも良いですね。

また、サイズ直しが難しい、もしくはできないデザインもあるので、合わせて知っておくと指輪を選ぶ際に役立ちます。

 

サイズ直しが難しいデザイン

 

■ 一周全体に模様が入っているデザイン

  一周全体に模様が入っているデザインは、手元をおしゃれな印象に仕上げてくれますが、サイズ直しが難しくなります。特に、一周繋がった模様が入っている場合、サイズを大きくすれば模様と模様に間ができ、サイズを小さくすれば模様の 一部が切り取られてしまいます。

 
 

■ 刻印の入っているデザイン

  模様が入った指輪と同様に内側に刻印が入っているデザインも、刻印の一部が切れることや、刻印文と繋ぎ部分が被ることなど、サイズ直しが難しい場合があります。

 

■ 2つの素材を使用したコンビデザイン

 

  ゴールド×プラチナなど、2カラーの素材を使用した「コンビデザイン」の指輪は手元を華やかに魅せてくれるおしゃれなデザインですが、こちらもサイズ直しが困難になります。2種類の素材を使用していると、デザインによっては地金を足してサイズを大きくしたり、一部を切り取ってサイズを小さくしたりという修正が難しくなります。

 

おわりに

 

今回は、指輪を購入する際に欠かせない知識である、リングサイズについて話をしました。

 

ホーセンブースのような海外のブランドの製品を購入する際には、サイズについて日本との号数の違いについて留意する必要があります。

 

ただ、最近は、日本の号数を調べて、それにあてはまるアメリカの号数を見つけるというプロセスを経る必要はないようです。アメリカやイギリスのサイズを直接示してくれるリングゲージの輸入品がアマゾンなどで売っているからです。値段も手ごろなので、ホーセンブース商品の購入を検討されている方は、ぜひ米国産の測定器具を購入されることをお勧めいたします。