こんにちは、
日本で一番ホーセンブースの商品が揃っているK-PROJECT通販サイトの店長です。
前回に引き続き指輪の種類がテーマです。
今回は、昔からいわれのある指輪、それに宝石に意味を持たせた指輪をご紹介します。
それでは始めましょう。
昔からいわれのある指輪
ポージー・リング poesy ring
ポージー(poesy)とは詩の意味です。
ポージーリングとは、指輪に短い詩やメッセージを刻んだものを指します。
13世紀のヨーロッパに、「愛は全てに打ち勝つ」とリングに刻んで恋人に送った人が
いたそうです。
そのあと、14~18世紀にかけて、イギリスを中心とするヨーロッパで、愛の言葉を
刻んだ指輪を贈ることが流行したそうです。
なにかロマンチックな感じがしますが、ポージー・リングを送った後の結末はどうだった
のでしょうか?
シグネット・リング
シグネットは印章の意味です。シグネット・リングは「印章指輪」と呼びます。
シグネットリングは元々、ヨーロッパの王族や貴族が自分のイニシャルなどの刻印を入れて、
権威の象徴として身につけたと言われています。
その他には、手紙を書く際に自分が書いたものだと示すため封蝋をする時に、
判子として用いたとも言われています。
現在では、シグネット・リングは印章として使われることはまれで、形と名称だけが残りました。
面白いことに日本での人気は高く、「印台」と呼ばれるリングがメンズジュエリーの重要な
アイテムとなっています。
リガード・リング regard ring
リガード・リングとは宝石の頭文字を組み合わせてメッセージを伝えるジュエリーのことです。
19世紀に流行したメッセージ・リングで、よく使われた言葉がリガードREGARD(敬愛する)
という言葉でした。そして、以下のように宝石で飾ったのです。
R ルビー
E エメラルド
G ガーネット
A アメシスト
R ルビー
D ダイアモンド
また、二人だけにしか解らない言葉の頭文字を宝石に置き換えたりして
楽しんだということです。
宝石に意味を持たせた指輪
誕生石リング
誕生石は日本で人気があり、自分を守る守護石を生まれた月の誕生石
としたものです。誕生石を身につけると災難から免れ、幸せになる
と言われています。
現在、日本で知られている誕生石は、1912年にアメリカの宝石商が
協議して決めた基準に3月にさんごを5月にひすいを加えて作ったものです。
星座石リング
日本では誕生石が人気があるのに対して、欧米では星座石が主流となっています。
古代より、宝石は強い魔力を秘めていると考えられており、魔除けや護符として
守護石が求められてきました。
一方で、占星術が古代メソポタミアで生まれました。占星術は、人間の運命は
生まれた瞬間の天体の位置と関係があるとし、12の星座が運命を支配すると
考えました。そして、12の星座には10の惑星があり、惑星の神々は色彩により
象徴され、その色彩と惑星の関連で守護石としての宝石名が決められたのです。
この星座を守護する宝石を身につけると、災難から逃れたり、願が叶ったり
することができると考えられ、現在でもエンゲージリングやお守りとして
使用されています。
最後に
いかがでしたか?
指輪には、それぞれ物語があって興味がつきないですね。
ところで、心配なのは「愛は全てに勝つ」と言ってポージー・リングを
贈った人です。その後、どうなったのでしょうか?