こんにちは、日本で一番ホーセンブースの商品が揃っているK-Project通販サイトの店長です。

 

今回は、ホーセンブースのファインジュエリーで主要な素材の一つであるイエローゴールドについて、以下の内容の話をしていきたいと思います。

 

  1. イエローゴールドとは
  2. イエローゴールドとローズゴールド、ホワイトゴールドの違い
  3. イエローゴールドの特徴
  4. イエローゴールドのコーデの仕方
  5. イエローゴールドのお手入れ方法

 

イエローゴールドは華やかで、明るく、煌びやかな雰囲気を感じさせてくれるので、日常的に使用されるアクセサリーやブライダルジュエリーとして重宝されています。


ここ最近では、ファッションのトレンドが1970年代~1980年代のヴィンテージブームもあり、シルバーカラーのプラチナ製品やホワイトゴールドよりも人気が高くなっています。

 

このようなイエローゴールドは、一体どのような金属なのでしょうか?

 

イエローゴールドとは

 

 

イエローゴールドとは、純金(24金)と他の金属を混ぜた金属で、鮮やかな黄色の製品の総称です。

 

純金を他の金属と混ぜる理由は、柔らかい純金に他の金属を混ぜることにより、硬度と耐久性が増すからです。純金のままでは柔らかすぎて、ジュエリーなどに加工することはできないのです。

 

このように、金は他の金属との合金として使われますが、「合金化」することで、幅広いカラーバリエーションが生まれます。

 

イエローゴールドを作る合金には「銀」と「銅」が混ぜられています。但し、この銀と銅の比率によって、色が変化し、ローズゴールドになったり、ホワイトゴールドになったりするのです。

ローズゴールドやホワイトゴールドとの違い

 

 

イエローゴールド、ローズゴールド、それにホワイトゴールド。これら3つのゴールドのどのカラーも、メインの素材はゴールドで一緒です。

 

ただ、ゴールドに「銀」を多く加えると白っぽくなり、「銅」を多く加えると赤っぽくなります。その絶妙な配合によってカラーは変わっていきます!

 

配合率には明確な基準はありません。例えば同じ「18金ローズゴールド」でも、淡いものから濃い色合いのものまで、ブランドごとに微妙に配合率が違う場合もあります。


この配合により、カラーだけではなく強度や耐久性が変わるのも特徴で、イエローゴールドはローズゴールドよりも加工がしやすく、ホワイトゴールドのようなメッキ加工がないためメンテナンスも簡単です。

 

では、イエローゴールドの中でも、ホーセンブースで使われている18Kイエローゴールド、18Kローズゴールド、18Kホワイトゴールドについて、その違いを簡単に見ていきましょう。

K18イエローゴールド

K18イエローゴールドは、金が75%を占め、残りの25%に銀や銅などの金属を混ぜ合わせたものです。純金よりも黄味が強いカラーが特徴です。

K18イエローゴールドは安定した素材で、ジュエリーの地金として使用しても、変色・変質が少ないのが利点です。そのため、永く見た目の変わらないジュエリーを身に着けたい人に特におすすめです。

K18ローズゴールド

K18ローズゴールドは、金が75%で、残りの25%に銅、銀、パラジウムを混ぜ合わせてつくられています。

K18ローズゴールドのカラーは銅の割合で異なります。銅の割合が多くなればなるほど深いピンクになります。

K18ホワイトゴールド

K18ホワイトゴールドには、金が75%で、残りの25%にパラジウムなどの白色系の金属を混ぜ合わせています。

K18ホワイトゴールドは混ぜ合わせている素材の関係でわずかに黄色がかかった色になってしまいます。そのため。ほとんどのホワイトゴールドジュエリーには、「ロジウム」という金属でメッキ加工をして、白さを出すようにしています。

 

イエローゴールドの特徴

 

上記したように、銀と銅を五分五分で配合した金製品がイエローゴールドですが、このゴールドは以下の特徴を持っています。

 

  • 黄色がかっている純金に近いゴールドである。
  • 純金に対して混ぜ金を使い、純度を引き下げることで製品自体を固くしているので、華奢なジュエリー等に加工しても曲がったり、折れたりしにくい。
  • 純金でジュエリーを作るよりも、色石やダイヤモンド等の貴石が綺麗に見える。


純金ではないため、金の純度が下がるにつれて、22金、20金、18金、14金、10金、9金・・・となります。

 

数字が小さくなればなるほど、混ぜ金(銅や銀など)が多く、酸化、硫化により、変色する可能性が高くなります。

 

イエローゴールドのコーデ

 

イエローゴールドはカラーゴールドのなかで、もっとも金らしい華やかなカラーです。

 

お洒落な印象を与えることから人気があり、普段使いのアクセサリーの地金として、最適です。

 

特にカラーストーンのジュエリーに、明るいイエローカラーは効果的にはたらくので、より鮮やかなコーディネートが楽しめます。イエローゴールドのアクセサリーは、大人のカジュアルなコーディネートを引き立ててくれますよ。

 

特に、ベージュやブラウン、カーキなど黄味がかった色味の洋服を着る場合は、イエローゴールドのジュエリーを合わせるとなじみがよく、コーディネートに統一感が出るのでおすすめです。

 

 18Kイエローゴールド・リングを身に着けたベッカム

 

 

イエローゴールドのお手入れ方法

 

イエローゴールドも、身に着けているうちに独自の輝きが失われ、くすんで見えてしまうなんてことはありませんか?

 

イエローゴールドを1日中身に着ければ、皮脂や汚れなどが付着しています。

美しい輝きを保ち続けるためにも、小まめにお手入れをしましょう。

 

基本は1日の終わりに軽く水洗い、そして柔らかい布で拭くことです。

ご自宅でお手入れをする場合は、カモシカの皮を植物由来のオイルでなめしたセーム革か、18金専用のクロス、軟らかい布などで優しく拭いてあげます。これだけで、ジュエリーの曇りやくすみがほとんど取れます。

ティッシュペーパーで拭くとジュエリーに細かい傷をつけてしまう可能性があるため、注意してください。

 

保管するときはひとつひとつ布に包むか、小分けにして保管しましょう。
チャック付きのビニールの小袋などを利用して空気に触れないようにすると、なお良いでしょう。

 

さきほどの簡単お手入れ法できれいにならない場合や、消えない傷があることに気付いたら、宝飾店に持っていってメンテナンスを受けましょう。そして、もし不具合がなくても、半年から一年に一回は、宝飾店で定期的にメンテナンスを受けることをおすすめします。

 

金属アレルギーについて

 

純金や純度の高い金は金属アレルギーは出づらい金属です。ただし、純度が下がるにつれて、割り金(銅や銀など)の方がアレルギー反応しやすくなります。

したがって、24金よりも18金、14金、10金や9金などのアクセサリーの方が反応しやすくなります。

アレルギーを持っている方は純金または22金や20金、せめて18金程度までの純度が高い金を愛用される方が望ましいでしょう。

 

おわりに


いかがでしたか?

 

ホーセンブースのジュエリーの素材として、イエローゴールドをはじめとしてローズゴールド、ホワイトゴールド、

それにスターリングシルバーを使っています。

 

これらの金属の特徴やお手入れ方法を知っていることは、末永くご購入された製品を身に着ける上で必須ですよね。

 

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。