職場から出れば、ネクタイを外す。
あいつが待ってるところへ僕は向かう。
待たせてゴメンな、僕は呟く。
光るネオンを掻き分けて、飛び行く影。
全身に風を浴びて癒される瞬間。
疲れは一瞬にして飛ぶ。
行く宛てなんかはどこでもいい。
自由っていうのはこれなんだ。
そう、俺とお前は一つなんだ。
風を探して…
ってゆーことで、電車通勤なんてムリです。
通勤ラッシュって何者!?
これが社会のルールってやつなのか…
だったら、そのルールを破るのみ。
終点が東京駅ってなんだよ…
せめてあと一つ、新橋まで行けよ…
がらっと空いたから、座ったら折り返しやがった!
嫌がらせとしか思えない。