「ばらかもん」という長崎の五島列島での
田舎の日常を描いた漫画を読んでみました。
半田 清舟という都会暮らしの23歳の書道家と
琴石 なるという五島列島に住む7歳の子供をはじめとする島の人達との交流を描いたお話。
半田 清舟が五島列島に行くことになった経緯は
自分の作品が入賞した際に、書道界の偉いおじいちゃんに呼び出されて、
「若いのに型に嵌った字を書くね。手本のような字と言うべきか、
賞のために書いたものというべきか。実につまらん字だ。」
と言われて逆上し、じいちゃんを殴ってしまい、
見かねた父親に自然豊かな五島列島へ送られた事がきっかけ。
人間として欠けている部分を見つけさせる為らしい。
先生の所に毎日のように遊びに来る、なるは騒がしくて、はちゃめちゃ。
ガチャガチャのカプセルにカメムシをみっしり詰め込んだりとか(汗)
なるは夏休みの宿題を全然やってないらしい。
でも、書道家の半田先生の所に毎日遊びに行っていたのでカタカナを覚えていた!
夏休みが終わってから習うはずのカタカナをマスターしたことで、
なるは少し大人になった。顔つきも渋い…
そして、牛乳パックの「あけ口」という文字を…
あけ「ろ」と読んでた(笑)
意味は大体合ってる…。
それにしても、
「ん~~マンダム」なんて昔の流行語をどこで覚えてきたんだろう…
ばらかもんは、なるという子供が面白い田舎漫画。
作中に出てきた大根で作った、このもんっていう食べ物が美味しそう。
いつか食べてみたい。