隼 ダンロップ α-13z インプレ | ほぼ釣り人たまにバイクやキャンプ

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個人的な日記です。

さて今年α12からフルモデルチェンジし、鳴り物入りで登場したハイグリップタイヤ「ダンロップ α-13z」

鈴鹿サーキットにて全開タイムアタック(30分×3本)してきましたのでその感想を‥

1本目はコースに慣れるためおとなしめに、空気圧もノーマルの2,9で走る‥フロントが全く接地感無く少々焦る。。鈴鹿の1コーナー突っ込みが全くブレーキ効かない、暖まってないから?切れこまない(;´д`)等ネガティブだらけ‥

2本目、空気圧を2,0に下げると接地感が出て鋭い切れ込みを見せる、意識的にタイヤを暖めたおかげで良く曲がる様になる。サイドのグリップに関しては全く不安がない、街乗りにて少々硬めのゴツゴツした感が合ったのもコースに出ると安心感に変わります。

3本目はいよいよこのタイヤに信頼感が生まれ思い切り攻める事が出来ました。S字での切り返しもバタバタせずスムーズに狙ったライン取りで通過出来ます。このタイヤの特性である「フロントの切れ込み」が私Kooには丁度合ってます。
例えば鈴鹿の逆バンク、一時旋回時にセルフステアを意識的に加えてやると切れこんで曲がる曲がる。。
東コースの最終コーナーは下り勾配ですがここでも接地感を失う事なく(さすがに極わずかアンダーが出ますが)どんどん曲がります。
隼の高トルク、重量も全く問題なく、このタイヤの剛性の高さを感じます。2コーナー立ち上がりにて開けすぎて一度スライドしましたがそれも危険な物ではなく扱い易く解りやすい物でした。

唯一欠点と感じたのがフルブレーキング時の挙動です、1コーナー突っ込み、過重がフロントに移動しリヤのトラクションが抜けた時にグリップ感が全く無くなる(と感じた)事が有りました、これは最近のハイグリップタイヤの傾向であるサイドとセンターのコンパウンドの違いでしょう。サイドはかなり荒れてきてグリップしてる感がありますがセンターはやや空転してる様です(リヤブレーキが上手く使えてないだけかも?)。





このタイヤに限らずハイグリップタイヤ全般だとは思いますが「空気圧」の管理は必須。街乗りでは推奨の空気圧が良いと思いますが峠やサーキット等攻めた走りをする時は減圧バルブの着いた空気圧ゲージにて管理しないと性能が発揮出来ないです。。今回明らかに違いが解りました。

温度依存、街乗りは真冬以外気にしなくても良いかな?と思います、サーキット使用に関しては今の気温だと(29度)問題ありませんが秋から冬にかけてはウォーマーが必要だと思います‥まぁスポーツ走行前提の話ですが。。
街乗りの乗り始めなんかはどのハイグリップタイヤでも滑りますので気を付けないと行けません!

さて気になるライフは‥上記写真で30分×3本走った後です、感覚的な使用感はサイド6から7分山、センターは9分山って所でしょうか?サーキット走行3時間はイケるかな?

総じての判断は‥


こりゃオススメ!!


確かに極限までタイムを突き詰めるならばスーパーコルサとかアンビートンとかR10なんかが良いですが如何せんコストがーーーっ!!!(;´д`)

私Kooの様に通勤街乗り7割、ツーリング2割、サーキット1割ってな使い方なら抜群の高バランスを発揮(5~6千キロ持てば良い!って考えで)してくれます(^-^ゞ


峠メイン、たまにサーキット、もちろん街乗りでもグリップ重視の安心感を求めている人でこれから交換を検討している人にはオススメしますよ(* ̄ー ̄)