ご主人は サボってる

何って散歩だ

ボクの散歩がまだなのだ


明日は雨っぽいから

今日のボクの散歩熱はすごいのだ


なのにこんな日に限って

ご主人は頭痛いって寝込んでしまう


だがアヤシイ

にゃんこ先輩とこたつに潜ったまま

あだまいだいー なんて言いながらも、

にゃんこ先輩を腕枕して

ニヤニヤしてるのを

ボクは見逃していない!


ツンのにゃんこ先輩からのデレは

逃してはいけないっ!

と普段強く強く言ってるご主人なのだ


そりゃあ頭いたいけど

あの顔はデレを堪能してる


ボクは知ってる!

これは

ニヤつく余裕があるのだ


ボクはこたつから出た

ご主人の頭の上側にすわって

20秒おきに1回

前脚で頭をトンッてする


 いや本当は

10秒おきにパシッとしてる

 たまに5秒で2回 バシバシッとかも


 ご主人がこっちを向いたら

チャーンス!


しっかり目を見て

ジタバタジタバタと

地団駄を踏んでみせる

ボクの切迫感を見せつけるためだ 


ご主人は

もうちょっとラクになるまでまってね〜

なんて言いながら

反対側を向く

すかさず反対側に回って見つめる


その時

首を少し傾けることも忘れない 

ご主人がこれに

うきっドキドキと反応するのを

ボクは知っている


前脚トントンに飽きてきて

休憩する時だって

ご主人の頭にそっと

お尻をくっ付けることを忘れない 


ご主人の動きを

一瞬たりとも見逃さない

覚悟のボクなのだ


そしてたまにこれ見よがしに 

体いっぱいでため息をつくのだ

ふう〜ってね 

休んでいても監視を忘れない僕なのだ


そのかいあって 

ちょっと良くなった〜

よっこらしょって年寄りくさいご主人が

散歩に連れて行ってくれた 


ボクはもうすっかりご機嫌だ

ご主人大好き飛び出すハート


キャッキャしながら

跳ねるように歩いちゃうし音譜

念入りにクンクンもする


年寄りクサいご主人は

ちょっとだるそうに苦笑いしてるけど

満足そう


だよね

ご主人は

ボクとの散歩が大好きなのだアップ


 散歩の後のご飯は美味しい 

うれしくてくるくる回っちゃう


はしゃいだボクは

ちょっと疲れてうたた寝

うたた寝って気持ちいんだ

ご主人も頭痛なら休んでてね


うとうと

すぴーっと鼻がなったら


ツンのデレめ!

ご主人が言いながら

クスッとわらった。

 

 

 

わんわんあるある

 

Amebaペット部