死神さん 第伍話 死神の背中 | 君に会えてよかった。

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タナカーによるドラマ・映画紹介ブログ
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★★★★★ 円盤を買うべし
★★★★ 観るべし
★★★ 観た方が良い
★★ 観ても良いかも
★ 自己責任で

 

 

 

世間一般では竹中直人さんには怪演が求められているのかもしれませんが、基本怪演が苦手な私といたしましては、米村誠司のような普通の人の役こそ、竹中さんの演技の上手さが光ると思っております。

先に大倉崇裕さんの原作小説を読んでいたので、犯人は分かっていましたが、話にグイグイ引き込まれました。

 

「ウィーフィー」のくだりは、米村の生真面目なセリフに笑いました。

 

それと、「なんですって!?」と儀藤が立ち上がる予告のシーン、くんにしては珍しく芝居じみた演技だなと思っていたら・・・

はい、そういうことですね。

こういうところがね、上手いな~と思うわけですよ。

 

しかし、連続ドラマで各話毎にコメディーからシリアスまでテイストがこれほど変わる作品って今まであったかしら?

死神と呼ばれる儀藤堅忍(田中圭)の得体の知れなさ、事件ごとに変わる相棒、いくらでも広げていけそうなドラマなのに次回が最終話なんて!?

 

それにしても、儀藤が扱う事件は再捜査のみ。

その徹底ぶりたるや・・・

南川メイ(前田敦子)をそこまで放置するのか(笑)