大門剛明著『不協和音2 炎の刑事vs.氷の検事』を読みました。
サブタイトルから1年前に放送されたドラマの原作本だと分かりますが、ドラマで取り扱われた事件はこの巻にはありません。
そして、いまだ大八木宏邦が冤罪を生んだとされる殺人事件の真相は明かされません。
間違いなく『不協和音3』が出ることでしょう。
・・・ということは、スペシャルドラマが最低でもあと2本できますよね
小説は全4章構成で、第3章「リミット」から冤罪の真相に一歩近付きます。
ここからはもうドラマの続編を頭の中に思い浮かべて読んでいました。
いつの間にか事件現場に現れる冷静沈着な検事・唐沢真佐人を演じる中村倫也くんは容易に想像できました。
タナカーですが、私は倫也くんが演じる真佐人が観たい
ドラマの登場シーンの眼差しだけで一気に物語に引き込まれましたもの
そして、優秀すぎる弟・真佐人に対して無駄に対抗心を燃やす刑事・川上祐介をやはり田中圭くんに演じてもらいたい。
田中圭vs.中村倫也の緊張感のある演技合戦が観たいのよ
ただし、くれぐれもドラマにありがちな冤罪量産型熱血刑事にはしてもらいたくありません。
弁護士・宇都宮実桜(趣里)、刑事課係長・有村秀人(板倉チヒロ)、交番勤務の警官・平松樹生(笠松将)、警察署署長・安田富夫(相島一之)、警部補・小寺順平(杉本哲太)、はそのまま続投していただいて、新たな登場人物、祐介より1つ年上の女性刑事・中原葉月役は誰がピッタリかな
祐介と組んで捜査をする役なので、ドラマ化するならキャスティングがかなり重要となります。
・・・てか、ドラマ化してほしいのよ
ただし、くれぐれも祐介をドラマにありがちな冤罪量産型熱血刑事にはしてもらいたくありません。←大切なことなので2度書きました